回答 1
有り難し 59自分はテレビゲームが好きで、本気でのめりこんでしまいます。
それゆえ、対戦で負けた時などに、ものすごくイライラしてしまいます。
ゲームは本来息抜きのためにあるはずでということは分かっているのですが、負けた時の瞬間的な怒りが、理性で抑えきれないことがあります。
そんな苛立っている時の自分が醜くて嫌いです。もっと冷静にゲームを楽しみたいのですが、どんな心構えでいけばいいのでしょうか...。
お坊さんからの回答 1件
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1998年、89歳男性が87歳男性を刺しました。ゲートボールで『俺のターン』を巡ったリアルファイトです。老若男児は惰性でやる仕事より本気でやる遊戯の方が100倍過熱します。ゲームも液晶の中はバーチャルでも人対人の構図自体はリアルです。
さて、慢性イライラ症候群プレイヤーには共通点があります。最適解に縛られ、試行錯誤が苦手なことです。パッチごとに変わる流行に追われ、装備から立ち回りまで「こうしないといけない」。流行について行けないと仲間外れにされ、挙げ句の果てにはネットで地雷認定の応酬。昼ドラかよ！こんな風潮で楽しいわけが無い。
オンライン普及前は攻略動画やwikiも普及していなかったから、みんな自分たちで工夫しました。ちょうどCoD4の頃が過渡期でしたね。
こんなプレイヤーがいました。当時はC4爆薬を使う人が全くいませんでした。投げるならフラグでいい。待ち伏せならRPGでもできるし何に使うの？という感じだったのです。彼はC4のパイオニアでした。待ち伏せや突撃、色々試しましたが1人も倒せず、倒されたのは8回くらいだったでしょうか。廃墟の風景と灰色の空が彼の痛々しさを際立たせていました。
その時、塀を挟んでこう着してる所に彼が忍び寄り、塀の向こうにポイッとしてちゅどーん！キルログに並ぶC4の文字！彼の声がとどろきます。「大っ成功おぉぉ！！」みな攻め込むのも忘れてジャンプや高速回転でお祝いしました。
大したことをしたわけではありません。でも、そこには出来ないことを自分なりに、いかに成し遂げるかという試行錯誤があり、失敗の中で少しづつ成功に近付く面白さがありました。そして皆が試行錯誤する者として互いに観察し、見守り、他人の個性を楽しんでいました。楽しかったなぁ…
私ね、そういう良い形で人が人を楽しむことを布教したいんです。流行に強制されて他人を厳選し、結果に執着すると場の空気がブラックになります。でも、自分で試行錯誤すれば、一枚上手な敵は研究対象になり、要領の悪い味方は『昔の俺』になります。
＞面白き こともなき世を 面白く 住みなすものは 心なりけり
日本人は他人や運営に文句言って変えさせようとする風潮を止めるべきです。自分の心で楽しさを見出さんと永遠に楽しめんのです。欲求は永遠に膨らみ続け、満足が追い付くのは一瞬だけだから。厳選ではなく、寛容の心が肝要です。
ご回答ありがとうございます。
耳が痛い内容でした。
勝つ喜びだけを求めて、そもそものゲームの楽しさを忘れていました。
試行錯誤を通して、楽しんでプレイできればと思います。
