離婚した元夫の再婚が辛くて受け入れられません
8年前に大好きだった夫と離婚しました。彼から離婚したいと言われ、2人目の娘がまだ生後半年で、彼と同じ職場で働いてた私は仕事も失うので、本当は別れたくありませんでしたが、彼におされて、渋々承諾しました。
離婚後3か月ほどで彼は同じ職場の女性(私も元同僚)と付き合い始めました。私が二人の交際を知ったのはその1年後なのですが、そのころには彼女がいる一方で、元夫と私の関係も復活し、復縁の話も出ていました。
半年ほどして復縁はないと断られたのですが、その後も元夫は毎週末子供に会いに来て、私と男女の関係も続いていました。また昨年から誘われる事もさらに増え、すっかり彼女とは別れていると思ってました。ところが先月ひょんなことから、4年前に彼は彼女と再婚していて、1歳の娘が居ることが分かりました。
ずっと私や子供に秘密にして交流を続けていたのです。本人は自分で告白することなく、私がその彼女に電話して真実を知りました。
元夫とは学生時代から同棲して結婚に至った事もあり、また、仕事もかなりできる人でとても尊敬し、愛していたので、こんな事実を知ってもまだ好きな気持ちがなくなりません。
奥さんには私との関係も全て話しましたが、「外でそういう事をする人だと思っているので、気にしだすと身が持たないから気にしないことにしました」と言われてしまいました。
執着を断ち切らなければと思いますが、離婚後、育児と仕事に一生懸命で女の幸せは二の次だった私に比べ、結婚中も浮気し放題、離婚後もずっと2つの家庭を維持しようとしていた彼だけ幸せになるのが許せない気持ちもあります。また、今の奥さんが私の知り合いだという事もかなりつらいです。彼女の役割を私が果たすはずだったのにとか、私の娘達は父親と一緒に過ごせないのに…という嫉妬でおかしくなりそうです。
早く忘れて別のパートナーを見つけて幸せになるのがもっと良い道なのだという事も頭では分かっています。
先日元夫と話しましたが、今でも身も蓋もない言い方をすれば、2つの家庭を維持していければと考えていると言われてしまい、まだ気持ちを捨てられない私は、それでもいいかもと揺れてしまいました。彼ともお互いが大親友だと認識しています。どうやって執着を断ち切れば良いでしょうか?また、この世に因果応報があるならば、元夫には何も起こらないのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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それも因果応報です
拝読しました。
中々現実を受け入れられずお辛そうですね。思い通りにならないのが世の常ではありますが、その現実は時にあまりに辛く、私たちはそれに打ちのめされますね。
さて、ご相談ですが元ご主人についてあなたは一番にどう思っていられるのでしょうか。ご相談の中でも
・大好きだった
・まだ気持ちを捨てられない
・大親友だと認識しています。
・この世に因果応報があるならば、元夫には何も起こらないのでしょうか?
と、コロコロと気持ちが移り変わっておいでです。彼と幸せになりたいのか、彼も不幸になってほしいのか…。とにかく自分の「思い」でしか彼を見れていないということではないでしょうか。
一方、彼の奥様は
「外でそういう事をする人だと思っているので、気にしだすと身が持たないから気にしないことにしました」
というように彼をある意味そのまま受け入れている。自分の「思い」を強制することなく、どんな彼であれその彼と共に入れることを大事にしているのではないでしょうか。
だから彼はそちらにいったのかもしれません。
これはあなたにもそんな彼を同じように受け入れなさい、と言っているのではありません。
あなたが彼といたいのならそうすればいいのであって、そうしたくないのなら受け入れられないものは受け入れない。かなわない自分の「思い」とはサヨナラするべきです。
私でもそうします。私ならその人とは一緒にいれません。
また、因果応報ですが果には必ず因あり、縁ありです。そうなっていないように思うのはあなたが勝手に理想の果を望んでいるだけ。それもあなたの「思い」です。
私たちの思いは超えて、この世のすべての物事は因から生じ縁にふれて果にいたる。その果がまた因となり縁となり…。
もう嫌というほど知らされたでしょう。そろそろあなたを苦しめる因縁を断ち切ってはいかがでしょうか。あなたが楽になるという果が起きた時、振り返れば執着を断ち切ったという因があることでしょう。
因果応報です。そこに自分の「思い」で色付けをしないことが大切です。
自分がどうしたいのか、どうしたら苦しみからはなれられるのか。
自分の思いを他に振り向けるのでなく、自分の思いに自分が向き合ってまいりましょう。
質問者からのお礼
ご回答くださりましてありがとうございます。
彼への思いはご指摘いただいた通り、愛憎半ばしていて、揺れ動いています。
これからこうしたいという事が自分で決定できずにいます。
「また、因果応報ですが果には必ず因あり、縁ありです。そうなっていないように思うのはあなたが勝手に理想の果を望んでいるだけ。それもあなたの「思い」です。
私たちの思いは超えて、この世のすべての物事は因から生じ縁にふれて果にいたる。その果がまた因となり縁となり…。」
はっとしました。私が勝手に理想の果を望んでいたのですね。
結婚していたころも、彼のありのままを受け入れていたつもりだったのですが、そうなっていなかったのかもしれません。
自分の「思い」で色付けをしない。とても難しいですが、少しずつ気を付けて前を向いていきたいと思います。ありがとうございました。