離婚理由が腑に落ちず、前向きになれない
二回目の質問失礼します。
経緯や家族構成は前回の質問とプロフィールを参考にお願いします。
離婚の条件や届出も済み全て終わったのですが、「妻(私)がDVをした」と言われた事がどうしても引っかかり、毎日悶々としています。
前回書かせて頂いた通り、私は元夫の不注意に過剰に反応し何度も同じ失敗をする事に怒鳴ったりする事や物に当たる事が多々ありました。
元夫の不注意は、単なる物忘れから始まり空の調理家電の電源を入れっぱなしにしたり前を見ずに歩いて長男とぶつかって怪我をさせたり、生後一ヶ月の次男を抱っこしながら歩きスマホをしてまた長男とぶつかり危うく皆で転びそうになったり次男の布団に浴室洗剤を置いて零したり人身事故を起こしたのに危険な運転を改めなかったり、
これら以外にも沢山それも何度も繰り返され、具体的な改善策を提示しても実行せずすぐにまた同じ事をする状況に当時の私は毎日発狂しそうなくらい不安で、元夫を責める事でしか自分を保てませんでした。
また、結婚してからずっと私が全て出していた生活費を新居の購入を機に去年の暮れから子供関連の費用と食費以外を元夫が出す事になり、妊産婦の私に顔を合わせれば金が無いと言い、足りないなら出そうかと言っても断固拒否、節約もせず無駄遣いをしてまた金が無いと皆が眠る布団でもずっと言われ、これも不安の理由の一つだったと思います。
DVと言われて私は衝撃を受けすぐに離婚を了承し最後の話合いでは誠心誠意謝り、元夫は「自分にも至らない所があった」と顔色一つ変えず上辺のみの謝罪をしてきましたが、時間が経つにつれ、
元夫にも原因があるのではないか?(どんな理由があろうとも怒鳴る事は決して許される事ではありませんが)何も言わず家を出た元夫に一方的にDVだと言われるのはあんまりではないか?と怒りにも似た感情が溢れてきます。
離婚という結果や未来には何も関係はありませんし、私は子供達を幸せにしていく事だけに注力するべきですが、どうしても上記のモヤモヤが晴れず事あるごとに「私は酷い人間だ」と落ち込んだり「私のような人間が子育てをしていていいのだろうか」と思ってしまいます。
自分を正当化して、また自分が楽になりたいだけかもしれません。
往生際が悪く愚かな自分に嫌気が差します。
どんな厳しい言葉でも構いません、どうか今の私の気持ちを動かす言葉を頂きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「元夫」は、「不安」を受け止める術、気持ちを持てなかった人
こんにちは。
前回もご縁ありました。
離婚に至ったことは大変残念なことで、お力落としておいででしょう。
前回のご質問文では、主にご主人の不注意についてで、これを度々強く叱責するあなたに見直すべき点があるのではないか。ご主人の心を萎縮させるあなたに、そう回答しました。
一方、今回の内容を読むとお話の全体像が変わってきたな、と感じました。
特に、「人身事故を起こしたのに危険な運転を改めな」い、「節約もせず無駄遣いをしてまた金が無い」と妊産婦にこぼすという下りが際立っています。前回の内容だけ読むと、非情に繊細で強い刺激には飛び上がってしまうようなパーソナリティを想像していましたが、どうやら違ったようです。
あなたが経済的な不安や、子供さんたちの身を危なくさせるような行為の改善を、ご主人にぶつけざるを得なかった。「毎日発狂しそうなくらい不安で、元夫を責める事でしか自分を保て」なかった。その事情はよくわかりました。だから、一方的に先方から「DV」と決めつけられるのは当たらないと思います。
あなたは、自分を「酷い人間だ」と責める必要はありません。
あなたは、「酷」かったのではなく「不安」な「人間」であったのです。夫婦で乗り越えようと話し合おうとした、提案もした。しかし、いくらその気持ちを一方が持っても、もう片方が同じ気持ちでなければ夫婦という二人三脚は前に進みません。今回のことは、ご主人が自分の足を動かそうとしなかった、そのことに大きな原因があるように思います。
「不安」を受け止めよう、「不安」を解消するためにはどうすればいいか。これを考えるのが配偶者としてのまっとうな考えです。「不安」を放置して、寄り添わないで極限に高まった「不安」の発露が、大きな声となってのアピールになったのです。では、その「不安」に対してご主人はちゃんと向き合ったのか。いや、そもそも「不安」を受け止めるという発想自体があったのか。その謙虚に省みる姿勢があるならば、相手を単純に「DV」と切って捨てることは出来ないはずです。
「何も言わず家を出た元夫」は、あなたの「不安」を受け止める術を、気持ちを持てなかった人だ。そう整理をつけて、「子供達を幸せにしていく事だけに注力する」。また、あなた自身の幸せを考えることに注力して頂ければ、と思いました。
どうぞお大事に(字数制限)
質問者からのお礼
前回に引き続き、回答ありがとうございます。
前回同様長い上に内容が散らかっていて、半ば愚痴のような文章を読んでいただきありがとうございます。
「不安を受け止める」というお言葉に、当時の自分の気持ちを再認識しました。
私は元夫の不注意を治して欲しいとばかり訴えていましたが、本当はまず第一に不安な気持ちを分かって欲しいと願っていたのかもしれません。
元夫との会話を思い返すと、私が強い言葉で萎縮させていた事も大きな原因だと思いますが、私が何か訴えても元夫は黙り込むか泣くかのどちらかで、私の「不安だ」という気持ちはいつも置き去りであったと思います。
「二人三脚」というお言葉、正に仰る通りだと思います。夫婦はお互い違っていて当たり前、それを譲り合い合わせていくものだとは心得ていましたが、元夫と私には歩幅や踏み出すタイミングにどうしても合わせられない違いがあったのかな、と思います。
子供達から父親を奪ってしまう事に関しては本当に申し訳ないのですが、実の父親と母親だからと言って一緒に子育てをしていけるとは限らない、感情的に怒鳴る私もそれに対応せず出て行ってしまった夫も一緒に子育てをしていける者同士ではなかったんだと気持ちに整理をつけようと思います。
私は今回の反省を忘れずに、穏やかで心の広い母親になる為に努力していこうと思います。