hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

元夫と娘の面会について

回答数回答 2
有り難し有り難し 33

最近離婚したばかりのシングルマザーです、2歳1歳の2人の子供がいます。
最近、2歳のお姉ちゃんが『パパとママとあそびたい、パパにあいたい』と言います。まだ離婚したばかりでパパのことを覚えているからだろうと思います。
離婚前に色々あり、揉めに揉め精神的に私が参ってしまい、元夫に『もう関わりたくないので養育費もいりません、子供にも会わせたくない』とメールして離婚したため、正直会わせたくないし会いたくないのですが、子供のためを思うと会わせてあげたい気持ちでもいます。元夫は子供にはとても優しく良い関係でした。1歳の弟は4ヶ月位の時に別居したので父親のことはわからないと思います
娘がこれからも会いたいと言ってくるのかはわかりませんが、娘の様子をみて判断したらいいのか、会わせてあげたほうがいいのか、どんな判断が良いか悩んでいます


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

面会交流は子供の利益

面会交流も養育費も、お子さんにとって大切な権利です。
毎月たった数千円の養育費でも、習い事ができるかもしれない、新しい靴を変えるかもしれない。
もしもママに不慮の事故があったら、お子さんを守ってくれるのはパパです。
パパの顔と名前くらいは知っておく方が良い。(児童虐待する親は例外。)
お子さんの利益を最優先して考えてみてはどうでしょうか。
あなたの職業がわかりませんが、日本では母子家庭の貧困率が高いです。
だから、養育費をもらうことは国も推奨しています。
あなたが子育てに苦労している一方で、パパはお小遣いが増えてウハウハで良いのでしょうか?
怒りの煩悩やプライドの煩悩は誰にでもありますが、煩悩は悩み苦しみの原因になります。
大人が自分の煩悩のために子供の利益を損なうのは、良いことではないと思います。
大人の責任として、「嫌だけどガマンする」に挑戦してみてはどうでしょうか。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

法的な対応を法テラスに相談しましょう

 私の回答も、方向性としては願誉浄史師のご回答とほぼ同じです。

離婚に至るまで、辛かったと思います。とにかく早く離婚して、ゴタゴタを終わらせたい。そういう御気持だったと思います。それ故に

もう関わりたくないので養育費もいりません、

と元夫に告げたわけですね。止むを得ないとは思います。でも、この先の子供さんたちの養育を考えると、弁護士を立て養育費を請求した方が良かったと思います。18歳もしくは22歳までの養育教育の費用はかなり掛かります。子供さんたちのためにも、請求しましょう。今からでも、養育費の請求は可能です。下記のサイトを参照下さい。
「離婚してから数年後でも養育費は請求できる!」
https://hibiki-law.or.jp/divorce/support/2574/

 家庭裁判所で離婚調停し、和解調書で養育費のことが明記している場合は、覆すことは出来ないでしょう。メールを送信した場合は、養育費のことを話合う余地はあると思います。子育てしながら、元夫と交渉することは時間も使いますし、体力も神経も疲労します。費用は掛かりますが、弁護士に依頼した方が良いと思います。知合いで弁護士との付き合いのある方がいれば、そういう方に相談しましょう。弁護士の知合いが居ない場合は、相談は無料ですので法テラスに相談してみましょう。
「法テラス」https://www.houterasu.or.jp/index.html

 尚、法テラスに相談に行く前に、事実関係を整理して文書にまとめておきましょう。事実関係を証明する写真や手紙等があれば、相談の際に持参できるようにしましょう。離婚の際に夫に送ったメールもプリンアウトしておきましょう。法テラスの相談時間は無制限でありません。相談の乗ってもらうには、事実関係を的確に説明することが必要です。
 具体的な弁護士費用もきちんと聞きましょう。着手金を一括で払うのが難しい場合、あきらめてはいけません。「お金が無いけど、分割等の方法は無いですか?」と相談してみて下さい。支援制度も有ると思います。

 

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。    最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。                                              昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。 それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ