二度の中期中絶
先日二度目の中期中絶をし、死産しました。とても可愛い赤ちゃんでした。
長年の不妊治療の末、最後と決めていた移植で授かった子。物凄く楽しみにしていたのにエコーで異常が見られ、羊水検査の結果ダウン症と診断されました。このまま妊娠を続ければ生きられた命、私達夫婦は高齢出産であったことと子供の将来を悲観して中絶を決意しました。
今私はその罪悪感で押し潰されそうで、気が狂うほどです。自業自得ですが。
そして4年前にも胎児に異常があり、この子は胎内で亡くなるか産まれても直ぐに亡くなってしまうと医師に言われ、この時もこの子の寿命を全うさせてあげる事が出来ませんでした。
二人とも今生きている家族の幸せを守るために犠牲にしてしまったのです。
二人の我が子を死産し、罪悪感で身も心もボロボロです。早く空へ帰った二人の子を抱き締めたいです。しかし今いる息子も大切です。私はどうやって償ったら良いのでしょうか。空へ帰った子供達はどうしているのでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
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どれほど悩んできたことか。誰も、あなたを責めたり出来ない。
そうですか。。。
ご夫婦で、家族で、よく話し合って決めたことなのでしょう。いっぱい悩んだのでしょう。
女性は、身体の中に、生命を宿します。それが、どれだけ不思議で、また恐ろしいことか。妊娠すると、皆 誰もが幸せに包まれるわけではないのですよね〜。自分の中で、確かに生きる 別の命を感じて、身体は反応しますよね。悪阻もそうです。誰もが喜びだけでなく、不安や恐怖も感じるものです。これは、妊娠した女性にしか分からない感覚です。もちろん、私もそうでした。
だから、あなたが、どれほど悩んできたか、悔やんだか、悲しんだか。その気持ちを想うと、誰も、あなたのことを責めたり出来ないでしょう。
失った命のためにも、息子さんを大事に育てましょうね。そして、失った子も、あなたの大事な お子さん達です。きちんと、手を合わせて生きていきましょう。それも、親として、わが子にしてあげれる、いいえ、すべき供養ですよ。
これ以上、苦しまないで。
ただ、いつの日か、息子さんにも、私たち家族を見守っている ご先祖さまがいて下さることを話してあげてくださいね。そして、家族みんなで手を合わせていく生き方をなさってくださいね。そこに、救われていく仏法の教えがあります。それが、あなた方、ご夫婦が救われていく道です。
質問者からのお礼
中田三恵様
暖かいお言葉ありがとうございました。母として、また御住職としてのお気持ちが胸に沁みました。
今日義両親に預けていた息子と一週間ぶりに再会しました。もちろん息子は事情を知らないのでいつも以上にワガママ、ヤンチャ全開で私にぶつかってきました。そのせいで私はついさっきまで涙が止まらなかったのに、いつものガミガミ母ちゃんに戻っていました。子供の力って凄いです。息子が居てくれて本当に良かった。
そして、今回の事であまり会話の無かった私達夫婦の絆が深まった気がします。娘のお陰です。
いつか息子にも妹達の事をきちんと話し、家族皆でずっと供養を続けていきたいと思っています。天国で二人を抱きしめるまで。。
ありがとうございました。



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