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これから生きていくために

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有り難し有り難し 16

はじめまして。主婦55歳です。

主人57歳が心の病から退社してもう二年。頂いた退職金を崩して生活し、もうなくなってしまいました。

私も難病・・といっても今は普通に生活できています・・で、パートに出ることはできますが、体調が悪化したときには休まなければならず、そんなことの繰り返しで年齢のこともありますし、定職に就けない自分が無力で情けないと思っています。

一体これから私はどういう気持ちで生きて行けばよいのか、いっそ難病悪化で早く人生に終わりが来ればよいのかなにもわかりません。

ただ一つ幸いなことに、私はこの状況下においても心の病にはなりそうもないので本当は強靭なのかもしれません。

主人は今月に3万ほど収入を得ていますが、この先が不安でたまりません。
そうぞ何でもよいので私に言葉をかけて下さい。

お願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏や神に生かされていると信じてください。

あんずさん。

本当にお辛かったのではないかと、
また今後の不安がさぞかし大きいであろうと思います。

よくぞ頑張って難病を抱えながら心の病の旦那様をお支えになってこられました。
本当に素晴らしいお方です。

心の病を患われているお方もお辛いですが、
支えるご家族の苦しみや不安は本当になってみないと解らない苦しいものであると思います。
先の見えない不安が胸を締め付け「希望」の二文字が見えない状況かも知れません。

しかし、どうか、お願いです。
生き抜いて下さい。

経済に関してはしんどければ行政の生活支援課や福祉課に相談に行きましょう。
いろいろな生活支援のシステムは役所に相談に行かないと解らないことも多いのです。
腹をくくって、何が困っているのかをとことん相談されるのが良いと思います。

もし、そこまで困っていないが、先が不安ということであれば、
そのことも含めて生活支援課や福祉課に相談されると、安心が出来るかもしれません。

現在の日本で、市役所に相談しても、病にかかって仕事が出来ない方が生活出来ずに餓死するようなことは決して無いはずです。

先のことの不安に飲み込まれず、どうか今を大事になさって下さい。
お互いが辛いときだからこそ、優しさを持ってご夫婦でどうか労り合って下さい。

生活の中にある、ほんのの小さなことにもでも、何か幸せを見つけて下さい。

優しさで労り合いながら、小さな幸せを紡ぐように生きてみてはと思います。

そのように生きていると、今まで気がつかなかったいろいろなことに気がつき、
人生自体がご病気しなかった時よりも深く味わい深いものになるかもしれません。

そして生きていれば、必ずや良いことも起こります。

あんずさんの人生が素敵に輝くように祈っております。

合掌

追記:逃げ道も時としては必要です。逃げ道とは言わず、活路と思って下さい。

必ず生きて行けます。そして生きていて良かったと思える日が必ず訪れると思います。
困難を生きるうちに貴女の心は大きく素晴らしく育っておられると思います。
日々の困難が人の心を養い育てる栄養になるのだと言えるのかもしれません。

また、いつでもhasunohaにご連絡くださいね。

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仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
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質問者からのお礼

あすか様
ありがとうございました。生きていく事の大切さはわすれないようにしようと思います。
そしてどうにもならなくなった時には、公的機関に相談して生活の基盤だけ何とかしていけばよいのですね。国のお世話になることは考えにありませんでしたので、一つの逃げ道?があって気が楽になりました。
逃げ道などと言うと、あすか様にもお咎め頂きそうですが、がんじがらめの今は一筋の光に思えるのです。
顔も知らない私の思いに、心からお答えくださり感謝いたします。

また行き詰った時、是非お話し聞かせて下さい。

良いお年を・・・。

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