親子関係
一昨年、父が亡くなり70台の母も荷が降り、これからが私の人生!と毎日趣味を楽しんでいます。今まで、生活の面倒を見る代わりに、孫の面倒を見てもらったりと甘えてしまい、親の自由を奪ってしまっていたことを申し訳なく思っています。
最近、母の様子が変わりました。趣味のパチンコで知り合った60台男性とお付き合いを始めたのです。彼も奥さんとは死別してるそうなので問題ないと思っています。楽しく話してくれる母をみて、女はいくつになっても女なんだな、と微笑ましく思いました。
しかし、孫の学校行事に彼を連れて来たことがあり、私は怒れてしまいました。子ども達は母に彼がいることを知りませんでした。
最近彼の娘さんの結婚が決まり、娘さん夫婦が家に入ることになったので、同居は無理だからアパートを借りることにしたそうです。母は「一緒に住もうと言われている」と言いました。
母に彼ができたことはいいんです、母の人生だから。しかし今の生活を捨ててまでのめり込むのはどうなのか?と思うんです。子ども達は、母のことが大好きです。でも母は言いました。「面倒見てくれると言ってくれた。すごくお金を持っている人だから」と。
彼の家族が母の存在を知っているかは分かりません。自分達だけで事を進めて、後で揉めるのではないかと嫌な予感がしてなりません。
母はバツイチ、父違いの姉兄がいます。兄に相談しても、「俺は一緒に生活してないから知らない、ガキじゃないんだからほかっておけ」と逆ギレて言われてしまいます。
籍を入れるつもりはないそうなので、もし母に何かあった時に責任は私の所にくるはずです。母に聞きました。もし何かあって、何ともならなくなった時にどうするの?答えは「自分で何とかする」。目先の事しか考えていない母に呆れました。母の行動・言動に腹が立ち、苛立ちます。
今まで家族が集まる時はいくらでもあり、話すタイミングもあったはずなのに、自分では何の説明もしません。その理由を、私が取り合ってくれないから、と言います。
母に何かあった時、最期の時は見なくてはいけないのか?どこの墓に入るつもりなのか?彼の家族は、急に現れた知らない女の面倒を父親が見る事を許すのだろうか?
私から話を聞いている主人は、精々茶飲み友達でいてくれたらよかったのにな、と話しています。
全部私のエゴで、心配しすぎなだけでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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娘さんが保護者のお役目
ゆう様
あなたとお母様のやり取りをみていると、親子が逆転しているご様子ですね。まるであなたの方が保護者のようです。先のことを心配して問いただす娘に対して、お母様の「自分で何とかする」というなんの根拠もない答えでは苛立つのも理解できます。先のことは想像できない、考えたくない、考えてもわからないというお気持ちなのでしょうか。
そういう子供みたいなところ?が男性からしたら、かわいいのでしょう。70代になって年下の男性をgetした魅力はそこにあるのかもしれません。お母様がいまから、あなたのように先々を考えて、物事を決めたり行動する人に変わるということは望めないですね。良くも悪くもこれがお母様のキャラクターです。お母様にあなたのように考えることを望んでいたのでは、あなたはずっと腹立ち苛立ち続けることになります。
置かれている状況を考えれば、あなたの想像するように最期はあなたが看ることになるかもしれません。今まで、お母様にはお子さんの面倒もみてもらったのでお礼だと思って保護者のお役目をしてあげることはできませんか?
彼氏がいて気持ちが若くいてくれることは、ありがたいことでもありますよね。連れ合いをなくして鬱のようになったり、毎日つまらなくて、そのぐちを聞かなくてはいけないことを思えばとてもありがたいことです。お母様は前向きで女性としても魅力的な方です。
めんどうなことが起こったら、そのとき娘さんが保護者として手助けをする必要があるかもしれませんが、あなたがお母様にしてあげたことは、いつか自分が年老いたときに何らかの形で返ってきます。そう思って見守ってあげたらいかがでしょうか。
ゆう様のご心配はごもっともだと思いますので、全部エゴということはありません。母娘なのにタイプがまったく違うというだけです。親子なのに不思議ですね。これがあなたの修行のひとつなのでしょう。こころ穏やかにお母様を見守ることができますようお祈りさせていただきます。仙如
今のご時世なので
高齢者をターゲットにした詐欺も多いご時世ですから、その男性の話が本当なのかどうかは、気をつける必要がありますね。
お金のからむ契約とか保証人とかには絶対にならないように、念を押しておいた方が良いでしょう。
あとは、高齢ですから、どちらかが急に脳梗塞とかで倒れたりする可能性もあります。
その男性が先に倒れたらどうなるのか、お母さんが先に倒れたらどうなるのか、色々考えておいた方が良いでしょう。
その男性に本当にお金があるなら、アパートを一人で借りる財力もあるはず。
焦って飛び乗るのではなく、ちょっと様子を見るようにお母さんに助言してはどうでしょうか。
結婚するわけじゃないにしても、同居するなら、相手の男性やその家族と、こちらの家族で挨拶くらいはしておいた方が良いと思います。
「いつも母がお世話になっています」と手土産持って挨拶に行く等してみるのも良いでしょう。
お母さんの幸せに反対するのではなく、あなたの家族を守るために用心した方が良い、という意味です。
質問者からのお礼
有難いお言葉、感謝いたします。心のモヤモヤしていたものが取れ、なるほど、と思いました。私も母も、二人で話をしていると冷静さがなくなり、カッとなってしまうためなかなか話ができません。自分の家族を守るためにも、挨拶を兼ねて全員で話ができる機会を作ってもらおうと思います。母には感謝してもしきれません。母が頼れるのは私しかいません。何かあれば助けてあげられるだけの心の余裕が持てるよう、自分への修行だと思い、見守ろうと思います。お忙しい中、回答して頂き本当にありがとうございました。