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ネット恋愛で復縁(仲直り)

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初めまして。フーミンと申します。

ネットで出会った彼について相談頂きたいです。(面識なし)
3月、彼とは趣味を通じたSNSで出会い、すぐに仲良くなりました。お互い今まで誰とも出来なかったような会話も出来て新鮮でした。

5月に私から好意を伝え、7月に向こうからも好意を貰い、出会ってから4ヶ月でLINE交換をし、毎日暇があってはお話していました。

ただ…。彼がものすごいナイーブで傷付きやすくて、元日夜に、彼の体型に関わるような、悪意ない失言をしてしまってから音信不通です。4日まで謝ったりアクションをしましたが全部既読無視をされました。
傷付いたので私からSNSの相互もLINEの連絡先も消しました…。

11月下旬に忙しかった彼がそっけないだの、オフ会を開こうとした彼に嫉妬したり傷付けて、12月も無意識に彼を傷付けていたように思えます。

彼のSNSは1ヶ月以上見ていません。
先月末に彼主催のオフ会もありました。

ネットの交遊関係(おもに女)が広い彼なので、置いてけぼりにされてさらに凌辱的です。
会う機会は儲ければありますが…。

身内には相談するともううんざりされます。
私としては大好きだったのに。馬鹿みたいだったと思いつつ…。 でも、仕事でふと考え事をして疲れて甘えたい時も彼を考えてしまいます。

「他にも女がいるから軽く見られてたんじゃないか」とか言われるのは承知です。
でも、彼も自分からLINEの連絡先聞いたりしないし、甘えたり愚痴を吐けるのは私だけだと言ってました。本当だと思います。

お互い兄妹のように似た者同士でした。

どうしたらまた彼とお話出来るでしょうか。
仲直りしたいです。
お願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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はじめまして

私はネットをきっかけにした恋愛を否定しませんが、ネットで完結する恋愛、言うならばネット上のやり取りだけで思いを確かめ合うというのはやはり仮想空間の域を出ないのでは?と感じますね。会ってなんぼと言うか、会ってからでも相手の事を知るのは難しいのですから、いくらでも取り繕えるネット上のやりとりには十分注意すべきと思います。

事実、やり取りの内容とあなたの思いの間には差が開いているようにお見受けします。

「彼も自分からLINEの連絡先聞いたりしないし、甘えたり愚痴を吐けるのは私だけだと言ってました。本当だと思います。」

「お互い兄妹のように似た者同士でした。」

これはどちらもあなたの「思い」なんですね。まだ実際の相手を見れてはいないわけなんです。「相手はこう思っている」と「あなたが思っている」だけなんです、まだ。

相談を受けた身内の方がうんざりしておられるのはそういうわけです。あなたの思いというフィルターでなくして、客観的な目で彼を見ているからです。

口では何とでも言えます。

「こんなに合う人は初めてだ。何でも話せるのはあなただけだ。」

でも、実際には何でも話し合えるなんてことはなく、言われたら嫌なこともあったわけでしょう。あなたを切って、他に話しをできる人もいたわけでしょう。

ネット上でさらけだせる自分の秘密なんてのは見られてもどうってことない程度の秘密です。「あなたにだけは言えるよ」なんてものは意外と誰にでも言えるのです。
それに対し、実際に会って、見せるつもりはなかったのに知られてしまった自分の秘密。見せたくはなかった、知られたくはなかった秘密。そういうものを乗り越えていけるのがリアルな人間関係です。ごまかしがきかないのです。嫌なところはいくらでも見つかるのです。

しかしまあ、仲直りするのはよいことだと思います。
ただ、くれぐれも冷静に入れ込み過ぎないようご注意を。信頼関係は徐々に作り上げるもの、恋愛関係はさらにお会いして諸々確認してから発展するものではないでしょうか。

SNSを通じて連絡が取れるのなら謝罪のメッセージを送ってみてはいかがでしょう。あなたが傷ついた気持ちも話し、相手の気持ちも聞くのです。

それでも仲直りできなければ苦しいでしょうがあきらめなければないません。人の気持ちは思い通りにはならないのです。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

お返事ありがとうございます。

確かに私の想像の域を出ないように書いていましたね。でもお互いちょくちょく「双子の兄妹みたい」と言っていました。

私が落ちぶれていた時と、彼の忙しさが重なってすれ違っただけなんです。

とりあえず…。お互いが落ち着くのを待ちたいです。

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