辛く苦しい
小学生の娘を持つ母親です。娘にはアナフィラキシーが起こるアレルギーがあります。学校給食は出ず、弁当持参。混入の危険を避けるため教室ではなく、職員室で食べます。ほとんどは誰か職員がついてくれているそうですが、1人の時もあります。娘自身は親に心配をかけまいと、大丈夫なふりをして常に明るく振舞います。
世間では食育などよくいわれ、クラスのみんなと一緒に食べる楽しさを…なんて言われる中、1人…。 命にはかえられないから!という学校側の方針は、十分わかっているのですが、娘に申し訳ない気持ちや、私自身の哀しい気持ちをどうすることもできません。年度始めのアレルギー懇談での、先生方の言葉にも傷ついてしまいます。地震用の食料備蓄も娘の分のことなど考えていなかったり。命優先!と断固として厳しく、こちらの意見を聞いてくれない割には、大切なことは理解してもらっていないみたいで悲しくなりました。
命が大事、それは親の私たちもそうやってくれるのはほんとうにありがたいです。しかし、その環境で育つ娘の気持ちは?
大変なものは除外したらそれでいいのでしょうか?
高学年になっていきなり合流するより、今のうちにまわりと一緒に食べた方が周りの理解も早いのでは?とか、イヤしかし、クラスの子どもたちにも責任が重すぎかな?とか。
病気だから仕方ないのでしょうか…
どちらも大事で、答えがでることはなくグルグルと苦しくなるこの気持ちをどういう風に消化していけばよいのか、わかりません。アドバイスいただけるとありがたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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いのち輝け!
拝読しました。
娘さんご本人はもちろんですが、お母様も大変心配し、そしてご苦労も多い事とと拝察します。
しかし、娘さんにも誰も代われませんし、お母様にも代われません。その本人が目の前の事実、この身の事実を他の誰のせいにするでもなく、引き受けていくことだと思います。
おそらくですが娘さんは周りのせいにすることも、責めることもないのではないでしょうか。お母様も大変なご苦労の中、納得いかないことも、もっと理解してほしいことも、協力してほしいこともあるでしょうが、他の誰のでもない娘さんご本人の意思を尊重してはいかがでしょうか。
そして、一番近くにいるお母様だからこそ、娘さんの気持ちを聞き、大人としてのアドバイスをおこない、娘さんが娘さんの人生を生ききっていけるための支えとなってください。
命はもちろん大事ですが、いのちは輝くことを望んでいます。娘さんのいのちが輝くために二人三脚で歩んでください。
何もできず、よい回答もできず申し訳ないですが応援しております。
質問者からのお礼
吉武文法さま
早い回答、ありがとうございます。そして何度読み返しても涙がでます。 輝く命!すごく心に響きました。
娘は、私から産まれたのが信じられないくらいおだやかで、人を悪くいうこともなく、すべてを受け止める子どもで、大人の私が尊敬したり、勉強させられることがあるくらいです。私が辛そうなのもわかっていて心を痛めているようでもあります。 学校側の対応は人権面では娘には過酷で日々つらいものが多いです。しかし、娘が頑張ってそれを受け入れているので、私も応援し、親子で命をピカピカに輝かせたいと思います。この回答を読んで涙があふれ、少し気持ちが楽になりました。また前のように前向きに取り組んでいけるように1日に何回も読み返しています。回答下さり、本当にありがとうございました!