後輩に抜かれる恐怖。
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有り難し 21今、大学3年生です。そんな私には高校卒業から、ずっと続けている飲食店でのアルバイトがあります。
1年前に私の紹介で入ったフリーターの同級生と、１つ年下の女の子の後輩がいます。
半年前ぐらいに、この2人は、私が入って1年目にして教えてもらった仕事を、入って3ヶ月で教えてもらったりしています。ましてや、ある程度仕事ができるようになってから教えてもらう作業をやっと教えてもらえる日が来た！と思ってたのですが、裏を返せばその2人は既に教わっていて…
そこで私はなんで私とこんなにも教えてもらうタイミングが。何がダメなんやろう…と悔しさと同時にすごく不安になり始めました。
そしてそれがだんだん恐怖に変わりだしました。
私の働いているお店では、新人はDランクでそこから、C.B.A.Sといったようにランクが上がります。今私はA.彼女たちははBなんです。ランクを抜かされたらどうしよう、抜かされたくない。抜かされたら、必要とされなくなってシフトも削られるのではないか…
なので、結果を出そうと、がむしゃらにバイトをし、欠員の穴は埋めに行って…でも、焦りからか、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうのです。
そんな気持ちで働き続け、
2ヶ月前、店舗対抗での接客の大会がある。その候補を決めていこうかという話に。その大会に出たいというよりは、候補に入ってる=仕事ぶりを認めてもらえるという方程式が自分の中で浮かびました。だから今までよりも頑張って働きました。
そして先月、メンバーの候補が…そこには私の名前はなく先程言った2人が入っていました。
本当に悔しくて悔しくて、2年ひたすら頑張ってたのになぜ結果が出ないんや何がダメなんやろう。また、それを考えながら働いてます。
でも、その2人とシフトに入っているときは悔しすぎて顔も見れないのです。
端から見たら、たかが学生のアルバイトやのに何言ってるんだて思われるかもしれないですが、私は本当につらくて先週ぐらいから、別の新人が4人ほど入ってきてて、その子達にもぬかされたら…という恐怖感が拭えないのです。
この気持ちとどう付き合っていけばいいのでしょうか、
このやり場のない悔しさはどうすればいいいいのでしょうか。
そのバイト自体はすきなので、大学卒業まで続けたいです。なのでこの先どういう気持ちでアルバイトをすればいいのでしょうか。
教えてください
すぐに敵を作ってしまう。 周りが幸せだとやたらと焦ってしまう。 気が強い。人見知り。
お坊さんからの回答 2件
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一本軸に優劣あり、二次元グラフに分布ありて優劣なし
「此れ匹夫（ひっぷ）の勇にして一人に敵する者なり。王請ふこれを大にせよ。」という言葉があります。意訳気味ですが「目の前の相手をいちいち気にして自分の個人スキルをひけらかしても、それはせいぜい一対一の戦いしかできない小さな勇気です。組織人たる人よ、もっと大きな勇気を持って下さい。」という意味です。
本当に優秀な人は誰でもこれをよくよく心得ています。織田信長が桶狭間の合戦で戦功第一として表彰したのは、敵の大将今川義元の首級をあげた人ではなく、今川義元の居場所を突き止めた人でした。
プロ野球の野村克也監督も「ベンチで笑いを提供する選手には、たとえ試合に出場しなくても、それなりのプラスの点が与えられた。代打で一安打するのと同じぐらいの価値があった」と発言されています。
これらは皆、組織全体のパフォーマンスを最大化するためには、十人十色の能力を掛け合わせることが肝要だとよくよく理解しているからこその方針です。
RPGだってそうでしょう。脳筋戦士4人のパーティは薬草を使い終わったら戦えない変態パーティです。万能勇者がいて、脳筋戦士がいて、攻撃魔法役がいて、回復魔法役がいる…それでこそ戦い続けられる強いパーティです。
確かに個人スキルは大切です。個人スキルを磨くために仲間同士で競い合うのも有効です。しかしそれはお互いの腕に敬意を持ち、学び合ってこその競い合いです。悪い意味で同じお店の仲間で争いあうことはプラマイゼロではなく、マイナスです。お店全体の雰囲気を壊し、パフォーマンスを下げる行為だからです。
まずはお店全体の目標を理解し、共有しましょう。その中で自分は勇者なのか、戦士か攻撃魔法か回復魔法かよくよく考えてみましょう。そうすれば他人の成長を喜び、頼りになる仲間として補い合う大きな勇気を持ったスタッフになれるでしょう。
大切なことは何でしょう
拝読させて頂きました。あなたが一生懸命誠心誠意傾けてお勤めなさっていることがひしひしと伝わって参ります。がんばっていらっしゃるあなたは素晴らしいと思いますよ。
あなたはそのバイトを一生自分の人生を賭けてお勤めなさるのでしょうか？
何が何でも必死にやらなければならないことでしょうか？
そしてそこで負けることがあなたの存在自体を否定することでしょうか？
あなたが頑張っていることは恐らくは周りの方もわかっていらっしゃることでしょう。
ただそこで自分が負けたと思い込んでご自分のプライドが傷つくことに反応なさっていることの様に思います。
将来あなたが社会に出るとそのようなことはあまたたくさんあります。
実力主義で目先の利益にちまなこになり目先の勝った負けたに一喜一憂することもたくさん出てきます。しかしそのことは本当に目先のことでそれぞれの人生に於いては些細なことでしかありません。
人生を生きていくには本当はもっと大切なことがあります。
学ぶべき大切なことが本当は別にあるのです。
あなたにはこれから人として自分も周りの方も大切になさりながら素直にご成長なさって頂きたいと切に願っています。
あなたがこれからもご自分のできる力を発揮して心健やかに充実した毎日をお過ごしなさって頂きます様にと心よりお祈り申し上げます。
どうぞこれからも明るく元気に頑張って下さいね。
