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私の今までの悩みです

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

私は今男性の紹介で福島県での除染作業の仕事をしています
男性のことで今でも正直に言えず嘘をついてしまい 謝るのに遅くなり今はその男性とは もう知らないって関係になっています
他の人たちにも 相手にされず一人ぼっちになっています
どうすれば自分が正直になり どうすれば自分が心にこもる謝りかたになれ…その男性とは仲良くなれますか
お願いします…


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

たった今から嘘をつかなければいい

自分は今まで嘘をついていた、と。
それを自覚されました。
その良からぬこと、悪さも理解されたはずです。
自分の身心にとって良からぬことをすれば、あなたは良くなくなります。
だから、それをしない。
シンプルに考えましょう。
考えただけではいけません。
行動することです。
その行動とは、嘘をつきたくなってしまった時に、それをしない。
ついてしまったら「すみません、間違えました」と即座に訂正しましょう。
今まではブレーキかかけられなかったのですね。
それはあなたがブレーキの価値も知らず、ブレーキの在り処も知らなかったからです。
自分にブレーキが今日からそなわりましたね。
私との約束です。
ちなみに今日は私の誕生日でしてね。あなたから誕生日プレゼントを頂きます。
それは、今日から嘘をつかんという事です。
頂きました。(^<^)

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

どこまでいっても 嘘つきであったと自覚する

さーやんさん

正直になるとは
嘘をつかないか

もしくは

どこまでいっても
嘘つきであったと自覚し

自分を守るため、良く見せるために
嘘をついてしまう弱い自分を嘆き

その都度、その都度
真摯に謝罪することだと思います。

許してもらうために
頭を下げるのなら

それも嘘になってしまうのでは
ないでしょうか

申し訳なかったと感じたら
頭を下げる
それが心のこもった謝罪ではないかと思います。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます
今まで嘘をついてしまい 即座に謝っていませんでした 自分にブレーキをかけ即座に男性に謝りますよう心がけます
本当にありがとうございます

お誕生日おめでとうございます

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ