自分が生きる為に
回答 2
有り難し 11恨みや嫉妬、負の感情を抱かず生きる為にはどうしたら良いのでしょう。自分に非がなくともそれはあくまでも主観。自分で消化するしかと日々前向きを意識し生きてますが。どうしても消えない憎しみ。誠実さよりたまたまに全部奪われた事が憎くて憎くてどうにもならない。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
環境を変えてみては？
同じ環境で、同じ人とばかり会っていると、視野が狭くなったり心の柔軟性が失われたりしがちです。
頭の中で同じ考えがグルグル回っていると、心の健康に良くありません。
私は禅寺で修行した経験があるので、あの頃を思い出して、本堂でひとりで坐ったりしていますが、ほｔさんはどうしたら気分が変えられるでしょうか。
ありがちな提案かもしれませんが、たまにはいつもと違う環境に身を置いてはいかが？
遠くに旅行するわけではなく、ご近所でも歩いたことのない道を散歩してみたり、寺社巡りなどもオススメです。
もっと変えたいのなら、坐禅会などの寺イベントに参加してみても良いかも。
岐阜・愛知あたりならお寺もたくさんありますし、ネットで調べてみると意外と色々やっていますよ。
勇気が要るかもしれませんが、行ったことのない場所に行き、会ったことの無い人と会い、自分に刺激を与えてみましょ。
何かが変わるかもしれませんよ。
じっくり考えてみると
拝読させて頂きました。奪われたことへの恨みや憎しみを感じることはありますよね。それによる負のスパイラルに感情がおちいることはあります。
本来なら自分のものであったはずなのに、本当なら自分の立場やポジションはそうなるはずなのに、と感じて妬み恨みや果ては怒りにさいなまれることはあります。
怒りで周りが見えなくなってしまうならなおさらでしょうね。
とはいえ、よくよく冷静に沈着の考えてみれば当たり前です。
自分のものになる、或いは自分のものである可能性はあるでしょうが、現実には様々な要因や想像出来ない巡り合わせによってそうならないことは沢山あります。
野球を見ていてもゲームセットにならなければ勝ちを得ることはできません。九回裏のツーアウトでも本当に勝ちを得られるかはわからないのが現実です。
そもそも思い通りにならないのがこの世の中ですから、得られないことも当然あり得ることです。
本来的な言えば自分自身も自分のもののようで自分のものではありませんからね。この肉体も常に移り変わりいずれは別のものへと変容していきますからね。
そう考えるといかがでしょうか。
そこには妬みや恨みや憎しみや怒りは存在できません、というか必要ありません。
そのような見方や考え方や価値観もあってみても善いのではないでしょうか。
どうか自分のことや周りのこともじっくりと冷静に考えてみてくださいね。
