離婚後の生活
国際離婚し、現在4人の子を育てています。
手続き等に忙しく動き回るのが一段落した辺りから、うつ状態になり、現在も通院中ですが回復したとは言えない状態です。
国際結婚するにあたり実家の反対があったとはいえ、日本を出て行き向こうで暮らしたこと、また、日本へ戻ることを決めたのも、自分の決断だったので間違っていたのかもしれませんが後悔はありません。
でも離婚した今、今まで信じてきたもの、自分が選んできた道も何もかも、間違いだったのだ、人生を否定されたような気になってしまい、それがうつ状態の原因なのだと思います。
子ども達に囲まれ、この子達に感謝すべきなのに、私は自分の未熟さからイライラを当たり散らしたり、家事もままならない状態になっています。
実家は週に一度は顔を見に来てくれたり、食材を届けてくれたり、感謝でいっぱいです。ただ、私や子ども達は実家へ足を踏み入れることは許されないので、自業自得ですが、孤独を感じることも本音です。
迷い考えた結果選んできた人生の選択肢、すべて何もかも、自分の至らなさ、浅はかさ、未熟さが辛いです。
うつのせいにして最小限の家事しかできなかったり、理解ある職場に甘え半日出勤にしてもらい、それでもまた欠勤したり、気力が足りないと母に言われれば辛くなりまた心を閉ざすような態度をとったり、甘えた自分が情けない。
本当は、しっかり働いて、しっかりごはんを作って、パワフルなお母さんでいなければいけないと、頭では分かっているのに。
同時に、これまでの人生を振り返ると、休みなしに動き続けてきて、今はもうこれ以上動けない、子ども達の身の回りの世話をするのが精一杯、止まって休みたいと思ってしまいます。
自暴自棄になり、早く人生が終わってほしい、希望など何一つないと思う自分がいます。一方で、未来に希望を持ち、笑顔の母親でいたい、裕福でなくともしっかり働き、しんどくても人生は楽しいともう一度感じられるようになりたいとも思っています。どのような心持ちで暮らしていけばよいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去は見直すだけ、未来に向かって・・・。
「過去はやり直すことはできないが、見直すことはできる」と言われます。あなたは頑張って、困難な道を自ら選択し、乗り越えてきました。立派です。自分自身を褒めてやって下さい。
さはさりながら、思い通りにいかず、心が折れかかっているのです。仏教では思い通りにならないことを「苦」というのです。しかし、それが人生です。お釈迦様が❝人生は苦なり❞とおっしゃられた所以です。
さて今、過去を悔いてはいないが、未来に希望が持てない・・・。大きな壁にぶつかっているのです。しかし既にあなたは、答えを見つけています。〈自暴自棄になり、早く人生が終わってほしい、希望など何一つないと思う自分〉から〈未来に希望を持ち、笑顔の母親でいたい、裕福でなくともしっかり働き、しんどくても人生は楽しいともう一度感じられるようになりたい〉・・・。
それが答えです。慌てなくてもいいです。ユックリと歩み出して下さい。
そのためには、まずご両親を「素直に」頼って下さい。結婚を反対された、というコダワリ&意地を捨て、「少なくとも結婚当初は幸せだった」「子供を授かったことを喜んでいる」と・・・。時間はかかるかもしれませんが、キット分かって下さるはずです。何よりご両親はあなたを愛しています。結婚を反対なされたのは「愛していた」からです。断言できます。
もう一つは、子育て・生活支援の相談を行政(例えば社会福祉課など)に聞いてみましょう。恐らく的確なアドバイスが頂けるはずです。「自分一人の責任」と抱え込まないようにしましょう。あなたは十分頑張ってきています。小生はそう思います。
繰り返しますが、ユックリでいいです。一歩一歩、歩んで下さい。あまり先の事を考えず、「今日一日、子供達にお腹一杯、ご飯を食べさせてやれた」という事だけを当面の目標にして下さい。大丈夫、あなたにはできます。「あなたの過去を見直す」と小生にはそう思えます。合掌
質問者からのお礼
大塚芳明 様
温かいお言葉をありがとうございました。何度も読み返しました。
既に答えを見つけています。十分に頑張ってきているからユックリでいい。
こう言って頂き、ホッとした自分がいます。
心穏やかにいられない時が多々あります。何もかも捨てたくなる時もあります。
頂いたお言葉を思い返しながら過ごしていきたいです。
ありがとうございます。