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私は息子が1歳半の時に関節リウマチを発症しました。当時主人の我儘な希望ですごい田舎で暮してました。大きな病院に行くには高速道路を使って1時間はかかり、でも専門科はなく整形外科で痛み止めを処方してもらってただけでした。その間どんどん悪化し、手足首の関節いたる場所に広がりました。主人は仕事後、仕事中間とお酒ばかり飲んで育児家事私の病気にも無関心でした。余りの激痛で何度も自殺を考えました。主人に全くなつかない母親っ子の息子の事考えると出来ませんでした。あれから転勤もあり専門科に行き適切な治療は受けてますが壊れた関節は元には戻らず動かせば痛み、泣いてばかりの毎日に疲れただ死にたいと思うだけです。もう楽になってもいいでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死んではいけません

ななつ星さん、はじめまして。
徳島県の法話と天井絵の寺、觀音寺 中村太釈です。

関節リウマチで悩んでおられるのですね。
リウマチは早い時期に適切な治療を受けないと、関節の変形が起こり元に戻りません。痛みは本人にしか分からず、つらい思いをされていると思います。

しかし、死んではいけません。
なぜなら、ななつ星さんを必要とする息子さんがいるからです。
痛みは身体の痛みと心の痛みの二つがあります。身体の痛みは治療によってできるだけ取り除いていくことができるでしょう。
しかし、心の痛みは病院や薬では治りません。リウマチ患者の会などが全国にあります。同じ痛みを共有することができる仲間と話をするだけでも、心の痛みが癒やされることもあります。一人で悩まず、相談できる所へアクセスしてみてください。

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徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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具体的に考えてみては

リウマチの痛みがどの程度のものなのか、私にはわからないので何とも言えませんが、現在の痛みと、過去の痛みと、ご主人への不満とは、別々に考えたほうが良いと思います。
今・この瞬間の痛みだけが現実の痛みなのです。
この1秒間の痛みは、耐えられない痛みだったでしょうか。

さて、浄土宗では、南無阿弥陀仏と念仏をとなえて極楽浄土への往生を願う人は、臨終の瞬間に阿弥陀仏が迎えに来てくださり、来世は極楽浄土に生まれかわることができると言われています。
いつ臨終が訪れるかはわかりませんが、来世の心配は無用です。
心配すべきは、あなたが亡くなったあとのご家族のことではないでしょうか。
まずは、たとえばエンディングノートを書くなどして、具体的に自分の死を見つめてみてはどうでしょうか。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

中村様
早々の回答に大変感謝致します。
息子はもう大学生で成人しており、もう大丈夫だろうと勝手に思ってしまっていました。
これから就活、社会人になり悩み、相談も出てくる。こんな時に母親が自ら命を絶っては悲しみますよね。
自然のお迎えがくるまで生きる事を大切にしていきたいと思います。
良きアドバイスに感謝致します。

願誉様
早々ご回答頂き感謝致します。
確かに過去も現在も一つに考えていました。
専門科の治療を受けている今は過去に比べると
動かす時に酷い痛みが出るだけです。
今は主人も積極的に家事を手伝ってくれてます。過去に執着し過ぎてたようです。
エンディングノート、いきなり亡くなったら周りが困りますね。気持ちの生理の為にも活用してみます。有り難いご回答に感謝致します。

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