男性に対する嫌悪感と恋愛
こんにちは。こちらのお坊さんの言葉にはいつも励まされ気付かされることが沢山あります。
今日はわたしの悩みを聞いて頂けると嬉しいです。
小学校に上がる前に痴漢に遭いました。
痴漢という言葉が当てはまるかわからないのですが、近所の科学館で座ってボードゲームをしていたときにイスとお尻の間に手を入れられました。わたしが場所を変えて他の遊びをしてもついて回ってわたしの体を触ってきました。
(幼稚園の近くの施設だったため同じ幼稚園の友達が沢山いて、親同士は離れたところでお喋りをしてました)
小学校にあがったときには露出狂にも遭いました。
当時は「嫌だな」という嫌悪感しかなかったのですが、ある程度知識がついてきたときに「子供が性の対象になりうる」という事実を知った時、その対象が自分だったことに嫌悪感をこえた、気持ち悪さを覚えました。
20代になってからはレイプ紛いのことをされたりひったくりに遭い、どんなに気をつけていても男性には力で適わないと思い知らされました。
信用できる男友達もいます、好きな人もいるのですが、じゃあ好きな人とどうしたいの?と言われると自分でもわからなくなってしまいます。
実際、好きな人に思いをつたえたときに「付き合って下さいとは言わないんだね」と言われ「うん、好きなだけ」と言いました。
恋人間の愛情表現は色々あると思いますが、幼少期の男性に対する嫌悪感からセックスというものが気持ち悪くて吐き気がするくらい嫌で避けてきました。
なので過去にお付き合いした人もいますが、そういうことはせずにただただ一緒にいるだけ。
わたしはそれが1番心地いいのですが、男性からしたらどうなのだろうと思うと申し訳なくなって別れてしまいます。
子供がほしいと思う時がありますが、上記の理由から諦めに近いような感情を持ち合わせています。
有難いことに心の拠り所は沢山あるため、男性(好きな人)や子供にすがる必要はないのでしょうけど、過去の嫌なことのせいで、子供や恋愛を諦めたりするのはとても嫌です。
男性に対する嫌悪感と上手く付き合う方法、または乗り越えられるようなアドバイスをいただけたら嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
男性を男性という一括りで見ないで
過去の経験から不安を感じる。それは悲しいことだと思います。
しかし、その時のその方にはもう合うこともないでしょう。
人間、男、女と分けますが、それ以前にただの人。
男性=怖い ではないことはもう感じていると思います。
過去にあなたに危害を加えた人とは全く違う存在です。性別で言えば男、しかし違う存在です。
血液型占いより極端な思考で物事を見ていることになります。
その人その人の人間性をよく見てください。怖いなんてことがない。安心して身を任せられる人がいるはずです。
記憶はただの記憶。現実目の前の男性とは別人です。
不安に感じていることと、体験してみて違うことってありますよね。
ジェットコースターに乗る前の不安と、乗ってみたら楽しかったみたいなことありますよね。
経験する前から、想像を膨らませず、今目の前の人のことだけでいたらいいのですよ。目は他を見ませんから。過去を見ません。今しか見ません。その働きに任せるのです。
優しい、信用できる男性との出会いがあるといいですね。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
男性という括りにとらわれずに、一人の人としてみるよう心がけます。目の前の人を信じて大切にしていきたいという考えを後押ししてもらえたような気がします。
本当にありがとうございました。