◯◯断ち、というお願いの仕方の今後の続け方について。
初めまして。断ち祈願の今後の続け方についてお伺いしたく投稿させて頂きました。
よろしくお願い致します。
一昨年の3月頃、夫の不倫問題、家族問題に悩みどうしても家族再生をしたく色々な神社にお参りをしに駆けずり回り、そんな時に「断ち祈願」というお参りの方法をインターネットで目にしました。
渥美清さんが仕事に悩んでいた時にタバコを一生吸わないからいい役柄に巡り合わせて、と願掛けをした所、その後すぐに寅さんの役に巡り合った、というエピソードを目にし、その神社にすぐお参りに行きました。
私の一番大好きなものと言えばお菓子だったので、お菓子を食べないから家族問題を解決して下さい、とその神社にお参りをしました。
他にも地元の神社に、他の神社にも断ち祈願をしました。他の神社は特に断ち祈願で有名な所とかでは特にありません。
ですが、私がざっくりとお菓子という断ち祈願をした為にどう線引きをしていいのかわからないのと、お菓子の断ち祈願というのは対人関係において色々と支障が出てしまっています。
と、いうのも、友人と会ったり、来客があったり訪問した時等、お菓子を勧められたり出される場面が多いからです。スナック菓子じゃなくとも、和菓子だったりケーキだったり、毎回断るのも大変ながら何とかここまできました。
幸い家族問題は解決でき、今後この断ち祈願をどういったかたちで進めていけばいいのでしょうか??
願ほどきをしたら何かよくない事が起こるのでは、と怖くて願ほどきもできません。
神社に問い合わせた所(断ち祈願で有名な神社の方です)願いが叶ったから、はい、今日から断ち物はやめます、は神様に失礼。然るべき儀式をやった上で止めるべき、とは言われました。
先程気付かず「菓子パン」と菓子という名前が裏に書かれたパンも食べてしまい、気付かずとは言え大変な事をしてしまったのでは…とビクビクしてしまいます。
ちなみにその寅さんの断ち祈願で有名な神社は断ち物の約束を破ると本人ではなく家族や大事な人に災いが起こる、と噂のある神社でもあり、そういう事もあり尚更怖いです。
ただ、現実問題、今後何十年とお菓子の断ち祈願を行うのも無理があるのかなという気もします。
今後どうしたらよいのでしょうか??
是非アドバイスをいただきたいです。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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中道
お金持ちの息子がお釈迦さまの弟子になった話があります。その人の家庭はお金持ちだったので、彼は歩く事もなく、足の裏に毛が生えていたほどだったそうです。そんな彼にとって歩いてまわる托鉢すら苦行でした。お釈迦さまは、弦楽器の張りすぎた弦も緩すぎる弦も良い音がしないように、その人にとってちょうどいい加減の修行をするようにとお話をされた、という話です。これを「中道」といいます。
あなたにとって「お菓子断ち」は、無理がありました。もう一度、無理のないちょうど良い程度の断ちに変更してはいかがでしょう?大変すぎても楽すぎてもだめです。例えば「チョコレートは食べない」とかね。お釈迦さまも苦行を捨てました。(と言うことは実はお釈迦さまは「断ち祈願」的な事をしても無駄だ、と気づいたという事になります)途中変更で災いはないと考えます。あまり無理なさらず。願い事がかなうといいですね。