回答 1
有り難し 25姉は20年前、父は9年前に亡くなり、
ひと月前に母も逝きました。
主人はいますが、子供はいません。
従妹はいますが、
それほど、付き合いがあるわけではないため、
肉親と呼べる人がいなくなったという
気持ちが大きくあるように思います。
そのため、母が亡くなったことで、
自分でも怖くなるくらいの孤独感が押し寄せてきまして。
母が亡くなった喪失感がそうさせているのかもしれませんが、
胸が苦しくて、あまり眠れません。
急激に落ち込む感情をコントロールできません。
心を穏やかにして、母の四十九日の法要を
したいのですが、どうすればいいでしょうか？
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談読ませていただきました。
お母様が亡くなられたとのこと、まずはお悔み申し上げます。
人の死というのは抗えないものと理屈ではわかっていたとしても、
いざ向き合うとなれば、やはりそれは辛く悲しいものです。
辛く悲しいものなのです。
仏教は決して、苦しみを綺麗さっぱり消し去ってしまう、そんな教えではありません。
思うようにならない、苦しい世の中との向き合い方を考えるものです。
悲しいときは、悲しいと泣いていいんです。
寂しいときは、寂しいと泣いていいんです。
孤独を、我慢しなくていいんです。
寂しい、悲しい気持ちを、自分の胸の内に押し込めたままにせず、
旦那さんにでもご友人にでも、何か話せることがあれば、お話してみてください。
もちろんhasunohaでのご相談もいいんですが、
自分の口から自分の気持ちを言葉にすることで、自分の心を整理できるということもありますから。
話をしていく中で、言葉に詰まって涙が零れることもあるかもしれません。
そんなときは、我慢せずに泣いていいんです。
家族、親族という、血で繋がった血縁は大切な関係性ですが、
夫婦や友達という縁で結ばれた結縁の関係も、あなたを支えてくれるものですよ。
ありがとうございました。
自分では気付いていませんでしたが、
ご回答をいただくまで、涙が出ていませんでした。
よく考えたら、父が亡くなったときも、
泣いた記憶はありません。
ご回答を読みながら号泣している私を見て
主人が「やっと泣けたんだね」と言い、
親しい友人に母の死を報告したら、
表面的な慰めではなく、口々に
「頑張ったね」と言ってもらえて、
とても気持ちが安らぎました。
ご回答いただいてから、
2日も時間が経ってしまったのは、
昨日、本当に久しぶりに眠れたからです。
悲しみをカタチに表すことが、
こんなにも、自分を救ってくれるものだとは、
本当に気づきませんでした。
本当にありがとうございます。
