墓前に手を合わすことができない
もうすぐ友人の命日が来ます
夫にとっては大切だった友達ですが、私にとって許しがたい女性です
結婚前に元同僚で親友のような同志のような恋愛感情は一切ない関係と紹介されて、それを信じて彼女に接して来ました
彼女が病気になり、そのときに夫がとった行動が引き金となり疑念を抱くようになりました
仕事中心の夫で、家族のためにも仕事を休んだことのない人です
初めて仕事を休み彼女の家族以上に看病に尽くしたのです
友達が困ってるのだから仕方ない、治るまでの我慢と思い辛抱しましたが、半年後他界しました
夫は葬儀でも親族のように手を貸し、納骨まで付き合いました
形見分けもらいました
四十九日が過ぎた頃、二人の関係を知りました
友人とは名ばかり恋愛感情丸出しのメールを見てしまいました
大切に彼女の遺影をお財布の中にお守りに隠し持つ態度にパニックを起こしてしまいました
たとえプラトニック不倫だとしても、大切な友達だとしても、度を越した接し方は身体の関係よりも長きに渡り心が繋がっている方がきついと、私が心身ともに壊れてました
形見分けの品や写真、メールや電話の履歴も全て消去してもらいました
我にかえった夫はとても反省して、日々、私の心が穏やかになるよう、ひとつでも多く笑顔になれるよう努力してくれています
私もいい加減変わらなくてはいけないとわかっていますが、なかなか心が整いません
もうすぐ彼女の3回忌が来ます
特に声をかけられた訳ではありません
一周忌の時は断ってもらいました
あれから一年たって色々思いもあります
私にとっては大嫌いな彼女でも、夫にとっては大切な友人だと思うようにしたら、せめてお墓参りくらいはさせてあげた方がいいのかとも思います
ただ私の中にある彼女に対する気持ちに変化はありません
許せない気持ちをもったまま、墓前に手を合わすことをしてもいいのかわかりません
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一切皆苦(いっさいかいく)
この世のすべてのものは苦しみである。
(人生は思い通りに行きないということ)
お釈迦さまのお言葉です。
その苦の原因を滅すれば、心が穏やかになる。
ということを悟られたのがお釈迦さまなんです。
ですので、あなたの場合、その苦しみの原因である
「彼女に対する気持ち」を無くすことです。
言うは易く行うは難しですが、
もしそれが、少しでも和らいでくればしめたもの!
ここに冷静になって質問して来られるくらいですから、
その兆しと思ってよいのではないでしょうか。
過去より今この時が大切です。
幸いご主人も深く反省されているご様子。
相手が誰であれ、人への優しい気持ちは大切です。
それがその彼女であってもです。
(それに、仏教では亡くなられた方は皆仏さまになられます。)
その優しいご主人と一緒に今を行きているあなたも幸せものです。
是非この「彼女への気持ち」を乗り越えて、
今を大切に充実した人生を歩んで下さい。
応援しています。
できる範囲で
拝読させて頂きました。
あなたが許せないと思うのももっともですよね。私もそう思うと思います。
とはいえお亡くなりになられたことは事実です。
例え許せない相手であったとしても先ずはその方の為に手を合わせて心を込めてご供養なさってみて下さい。
許せない、そういう感情が湧き上がってきたら迷わず手を合わせてその方が仏様に導かれていきますようにと手を合わせてみて下さい。
そのようになさっていくことであなた自身の心も変わっていくでしょう、旦那さんへのお気持ちも変わっていくでしょう。
最初は難しいかと思いますけれどもあなたのできる範囲で許せる範囲でやってみて下さいね。
いつの日かあなたの心が許される時が必ず参りますからね。
質問者からのお礼
Yoshi様 ご回答頂きありがとうございます
私は苦しみの原因を無くすどころか、常に苦しみのあら探しをしていました
彼女に対する嫉妬と夫に対する執着から365日恨み続いていたと思います
過去の過ちは変えられないが、未来を一緒に生きようと言ってくれた夫に素直になれず拗ねていたのだと思います
気持ちの切り替えが難しいところですが、今の幸せを大切にしていきたいです
一切皆苦
人生、思い通りに行かないのですね
ありがたいお言葉です
ありがとうございました
kousyo kuuyo Azuma様
ご回答頂きありがとうございます
どうにも我慢ならなくて、夫に彼女の全てを封印させてしまったことが心苦しくてなりませんでした
彼女には二度と会うことは叶わないという事実をしっかり受け止め、お墓参りに行こうと思います
できる範囲でいい
許せる範囲でいいと言われて無理やり頑張らなくていいんだとホッとしている自分がいます
まずは夫と手を合わせて来ることから始めてみます
ありがとうございました
ここで背中を押して頂き、夫と彼女のお墓参りに行って、手を合わすことができました
お互い封印していた気持ちもたくさん話すことができて、モヤモヤした感情や温度差も解消できました
無理をせず焦らずゆっくり歩んでいけそうです
ありがとうございました