人形について
私は、もう長いこと使っていない人形を5体持っています。
それらの人形は、あまり状態が良いとは言えず、ほこりをかぶっています。さらに、そのうち2体はパーツが外れてしまったり、かなりきわどい状態です。わざとではないのですが、私が壊してしまいました。ホラー映画などの影響で、動いたり、顔が変わったり、下手をすれば呪いを受けることにならないか、とても心配です。捨てたら戻ってきたり、呪われたりしないか心配です。
ネットで調べたら、人形供養をすると良いとありましたが、供養できる神社は少し遠くにあります。また、出来れば絵を描くときのモデルとしてまた使えたらと思うのですが、壊した上に、今までほとんどほったらかしにしていた人形でそんなことをして良いものか、という心配もあります。
また、人形の置いてある方から小さい音のようなものが聞こえてくる時もたまにあります。
今まで、あまり気にしないようにしていましたが、どうしても気になって仕方なくなりました。人形から祟りを受けないか真面目に心配になってしまいましたが、祟りとか呪いとは、ただの迷信ですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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それは迷信だけど…
人形が祟るとか呪うというのは迷信です。だからそういう「事実」=「人形があなたに呪いや祟りをかける」ことはありません。
でも迷信だからこそ、それは「現象」=「人形があなたに呪いや祟りをかけるとあなたが勝手に思い込む」として成立し得ます。
人形が祟ったり呪ったりするんじゃないか?という「信(思い込み)」が人を「迷」わせるのですね。
人形が祟るとか呪うということはありませんが、どうしても不安であれば近くのお寺さんにでもお願いして人形供養してもらうのも手でしょう。それであなたが安心できるのなら。
でもね、人形に呪われるくらいなら、私たちは毎日いただいている「いのち」に呪われると思いません?誰も私に食べられたくていきてきた「いのち」はいないのですから。
呪いは呪おうとするものがいるからあるのでなく、呪われていると思うものがいるから成り立つ迷信です。
迷いが晴れますように。
質問者からのお礼
吉武文法様へ
ありがとうございました。
ただの迷信だときっぱり言ってくださったので、安心しました。これで気にならなくなると思います。
「いのち」のことについて、考えさせれました。呪いがあるかないかはどうであれ、毎日頂いている「いのち」に感謝するべきだと思いました。
また、供養するかどうかは、もう少し考えてみます。