回答 2
有り難し 20先日、お願いさせていただきました安否不明の犬につきまして
駄目でした。
泳いでいた犬の情報などはよその子だったのでしょう。
そのままの状態で見つかりました。
こちらへ連れ帰り、皆できれいにしてやって、翌朝一番に荼毘に伏しました。ペット葬やお坊様を呼ぶ余裕もなく、この暑さですので、すぐに送ってあげる必要がありました。
また、菩提寺は遠く、そちらも被害があったかも分かりません。
簡単ではありますが、仏前に骨壺を置いて皆でお経を唱えました。
前回、お祈りして下さったお坊様、ご心配下さったお坊様、ありがとうございました。
最後まで懸命に生き切ったことは、ちゃんと受け止めてやりたいと思います。
あと一つ、これは見ている方にお願いがあります。
被災地へ安否を確認したい時や仕事など、連絡を取らなければならない場合、何度も電話するのは控えて頂けないでしょうか。
皆、疲れています。
食べること、寝ること、猛暑と悪臭の中での片付け、二次災害への備え、喫緊の事務手続きなどで手一杯です。
毎回相手は違っても、何度も同じことを説明するのは非常に疲れます。
仕事仲間、遊び仲間なら代表者を決めて、最低でもその方を経由して、一度に纏めて手短に負担なく伝える準備を整えてから連絡を取って下さい。SNSなどで確認できるなら、そちらを優先してください。
また、使える道路が限られています。
救援車両や地元の車で、ただでさえ渋滞が発生しています。
可能な限り、車での乗り入れは控えてください。
急を要するものであっても、自治体に確認するようお願いします。
そして、ボランティアや支援物資を送りたいけれど、様々な事情でもどかしい思いをしている方へ。
こちらでは、落ち着いて行動できる方、淡々と作業を行える方、体力があり、被災地での生活全般に関しての知識・経験がある方を求めております。
そうでない方は、まずはご自分の生活を第一になさって下さい。
こちらの状況がひと段落した時に、お力を貸して頂けると嬉しく思います。
それまでは、何も焦らないで下さい。
そして、被災地に関して、真偽不確かな情報を鵜呑みにしないでください。
どうか、自分だったらどう思うか、相手の立場になって考えてみてください。
お願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私のお寺も代々、犬を飼っております。前回のご質問を拝見しましたが、まるで胸をえぐられるような悲しさがこみ上げてきました。私でさえそうですので、長い間一緒だったマルコさまの悲しみはいかばかりかと拝察申し上げます。どうぞご無理をなさらず泣きたい時は泣いて、ため込まないようになさって下さい。
ワンちゃんのご冥福をお祈りさせていただきます。
お葬式は人間が人間であるという事を抜き取り、自然に送り返すという意味合いもあります。ペットは家族とはいえ、やはり種族として人間よりも自然に近い存在ですので、ペット葬は必須ではありません。その点はご安心ください。
それでも、皆さんでお経を上げてあげた思いやりの心は、きっとワンちゃんに届いて喜んでくれたのではないかと思います。
拝読させて頂きました。本当に残念に思います。あなたも本当に辛い思いをなさっておられることでしょう。心よりお察し申し上げます。
そしてその子が必ず仏様のお導きを受けて一切の苦しみから救われて、仏様の元でこれから安らかになりますようにと切に仏様にお願いしお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだふつ
その子は己れの生命をしっかりと生き抜いていかれました、そしてあなたや皆さんと幸せに生きたのです。
そして必ず仏様がその子を導いてくださいます。
そしてその子はあなたや皆さんのお気持ちを心から受け取って有り難く思っているでしょう、これからその子は仏様の元で心から安心して穏やかにあなたや皆さんを見守っていてくださいます。
いつ如何なる時でもあなたや皆さんと一緒に心から見守り続けてくださいます。
本当に大変なさなか辛いでしょうけれどもその思いをそのまんま仏様やその子に心からお伝えなさって下さいね。あなたの思いをいつでも仏様やその子は受け止めて下さいます。
そしてこれからもあなたや皆さんを優しく包んで下さいます。
どうか先ずはあなたや皆さんのご生活が回復なさって下さいますようにと切に仏様やその子にお祈りさせて頂きます。
これから大変な毎日ではあるでしょうけれど皆さんともにお互いを思いやり助け合って下さい。
私もかげながら心から応援させて頂きたいです。いずれにせよ現地は大変な状況かと思いますので、しっかりと見守っていきたいと思います。
そしてこれからも合間にその子を思い手を合わせて真心込めてご供養なさって下さいね。
いつもその子とはつながっていますからね。
いつの日かまだ遠い先でしょうけれどあなたの生命が全うされる時にはあなたは必ず仏様に導かれて仏様の元でその子に再会なさるでしょう。そして喜びあうことでしょう。
どうぞそれまでしっかりと見守っていてね、とその子に心からお伝えなさって下さいね、そして仏様にお願いなさって下さいね。
あなたはいつも仏様やその子に守られているのですから。
お坊様の皆さま、ならびに、格別のご温情をくださいましたhasunohaの皆さま
心より、御礼申し上げます。
まだ、心の整理ができず、今は自分が出来ることを淡々とやっていくしかない状況です。
ただ、焼き場で最後のお別れをした後、急に感情が溢れ出して、後悔や悲しみが襲ってきました。待っている間も、皆は泣き止んでいるのに私だけ涙が止まらず、「涙腺ぶっこわれたー」と苦笑していました。直接被災した皆の背負うものはもっと大きいのに。
回答下さったお坊様のお言葉、ちゃんと伝わりましたよ。
本当にありがとうございます。
もう、あの優しい目を見て声を掛けることは出来ないけれど、心の中では「もう、苦しまなくていいよ」と言い続けています。そして、先に大往生した我が家の先輩犬や、生前やせっぽちの野良の子猫を助けていた男気猫にお迎えを頼んだりしています。
願いが届くかどうか分からないけれど、とにかく、もう全ての苦しみから解放されていることを強く望みます。
まだ安否不明の方や同じ境遇のペットたちが、たくさんいるはずです。
皆が無事であること、そしてこれ以上の苦しみが生み出されないよう、これからもひたすらに出来ることをやっていこうと思います。
