6月末、弟が突然死しました。
あまりに突然のことでしたので、今も信じられないでいます。
特に母は悲しみが深く、弟に手を合わせては涙に暮れている毎日です。
弟は就職してから国内外を問わず、あちこちに飛んで仕事をしてました。
今回も遠方へ赴任していました。
それがこんな形で実家に帰ってくるとは…。
母は昨日、弟が亡くなって初めて弟の夢を見たと言っていました。
弟は母に『かぁちゃん、俺仕事疲れちゃったよ』と言っていたそうです。
弟は愚痴などをこぼしたことは一度もないそうです。
そんな弟が夢で母に愚痴をこぼしました。
母は崩れるように泣いていました。
家のローンが払えなくなって肩代わりをしてくれたのが弟だったそうです。
『辛い仕事を我慢して耐えて働いてローンを支払ってくれてたの?
仕事に疲れたという言葉が本当なら、あの子の人生って一体なんだったの?
私はあの子に何をしてあげればいいの?
私はどうすればいいの?』
母は自分を責めています。
私に問いかけてきましたが、私は何も言えずただ話を聞くしかありませんでした。
ここで質問なのですが、母の見た夢は弟からのメッセージなのでしょうか?
母は弟に何をしてあげたらいいのでしょうか?
実は今日、弟の誕生日なんです。
なんというタイミングなんでしょう…。
母は死にたいとまで言うようになってしまいました。
憔悴している母を見るのは辛いです。
私はどうしていいのかわかりません。
母が精神的におかしくならないか、とても心配です。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そうですか。。。
子どもに先立たれるほど、辛く苦しいものはありませんね。
弟さんのメッセージというより、お母さまの想いが、夢を見させたのだと思います。
とは言え、身を割かれる様な悲しみでしょうね。。。死にたい とおっしゃるのは、あの子に会いたい、飛んでいって抱きしめてあげたい、側にいてやりたい、のだと思います。お母さまの、今 まさに、気持ちなんだろうと思います。
私も悲しみの現場にいますが、グリーフ(悲嘆)の場合、死にたいと口にされることがよくあります。
そりゃそうですもの。大切なものが失われたのですから。喪失感が起きます。それが自然なこと。
その気持ちを否定せずに、気長に耳を傾けることが、ケアに繋がります。
あなただって、悲しいわよね。弟さんを亡くしたのだから。母が目の前で、死にたいと願うのだから。
一緒に抱きしめてあげて、悲しみを押さえないで、辛いよねって。分かち合いが出来るのは、親子だからです。
どうか、死にたいなんて言わないでと、死んじゃだめと、否定をしないで。
そうだよね、悲しいねぇ、会いたいよね、って一緒に頷き、気持ちを分かってあげてね。
どれだけ大事な人だったのかを認めてあげてね。
眠れない、食べられない、身体に不調が出れば、受診なさってください。身体の安定は、心の安定でもありますから。
拝読させて頂きました。
突然弟さんがお亡くなりになりあなたもお母様も大変悲しみに暮れていらっしゃることでしょう。そしてお母様にとっても死ぬほどに辛い受け入れがたいことかと思います。
お母様やあなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
弟さんが仏様に正しく導かれて仏様の元にて心から安らかに穏やかになられます様心から仏様にお願いさせて頂きお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつと
弟さんは己の人生を一生懸命に生き抜かれたのではないでしょうか、ご自分の志しをしっかりと通しご家族の皆さんの為にも必死でその人生を走り抜けていかれたのではないでしょうか。
弟さんはその天寿を全うなさり一切の苦しみから解放されて仏様に導かれて心から穏やかに円満になられます。
そしてお母様の夢に出ていらしたのも、一生懸命にその人生を生き抜かれてこれからは心穏やかにお母様やあなたやご家族の皆さんをお見守りなさって下さるからではないでしょうか。
弟さんとお母様やあなたやご家族の皆さんとのご縁はこれからもずっと続きこれからも深まっていくのです。
弟さんはいつ如何なる時も皆さんに寄り添い支えとなってくださり、守っていて下さいます。
お母様やあなたやご家族の皆さんの深い悲しみは尽きないかもしれませんけれども、どうかその思いをそのまま弟さんに手を合わせて素直なお気持ちでお伝えなさって下さいね、そしてこれから真心込めてご供養なさって下さいね。
皆さんのお気持ちは必ず弟さんに届きます、弟さんは皆さんの思いをありのまま受け止めて下さいます。
まだ先のことかと思いますが、お母様やあなたやご家族の皆さんがその天寿を全うなさる時には必ず仏様がお導きなさって下さいます。
そして弟さんが迎えて下さいます。そして再会なさり喜びを分かち合うことでしょう。
どうか仏様にあなたもお母様も正しくお導きなさって下さいます様にと真心込めてなむあみだぶつとお念仏おとなえなさって下さいね。
仏様は必ずや皆さんを正しくお導きなさって下さいます。
それまでどうかご家族の皆様がこれからも仲良く共に助け合いながら分かち合いながら弟さんやご先祖様に手を合わせ真心込めてご供養なさって下さいね。
皆様が弟さんやご先祖様に守られながら共に仲良くお健やかに毎日をお過ごしくださいます様心からお祈りさせて頂きます。
中田 三恵 様
ご回答ありがとうございました。
仰るとおり、母は弟に会いたいと言ってました。
仏壇に手を合わせて話しかけても返ってこないと涙を流しております。
私もまだ悲しみの中にいますが、母を支え寄り添っていきたいと思います。
Kousyo Kuuyo Azuma 様
ご回答ありがとうございました。
弟は見守ってくれてるんですね。
目には見えないのでわかりませんが、これからも朝晩手を合わせ弟に話しかけていきます。
命ある限り、弟のことは忘れません。