性転換
男性から女性への転換を目指してます。
30代後半になって自らの性の違和感を自分で認識しはじめました。
物心ついた頃から、股間に付属品があるのを疑問視したり、スカート履いたりしたいというのを、やってはならない、と心の奥底に封じていたように思います。
その思いが今になり溢れてきています。
女性になって新しい人生を歩みたいと思っています。
30代後半、共に生きるパートナーもいるのに、そう考えています。
是非も含めて言葉を下されたら励みになるので、回答頂きたく思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご決断を応援します
ご相談拝読しました。実際に性転換手術をしたいという思いはあるが、その是非について不安や迷いもあるという状況でしょうか。
しかしその是非は他人に決められるものではありません。あなたがあなたでいるためにそれが必要ならば是ということになるのでしょう。
私は専門家ではないので詳しくないですが、いわゆる性同一性障害(今この言葉を使うのかもわかりません)には先天的なものと後天的なものがあるようです。現代の医学では先天性説、つまり生まれつきのものであって、育った環境や本人の意志は関係ないというのが主流だとも聞きます。
しかしここhasunoha等でこうして数々のお悩み相談を受けていると後天的なものもある場合があるのではないかと私は感じます。
たとえば性被害にあった場合や、親からの虐待などが要因で自らの身体の性を受け入れられなくなったという方もいるのかもしれません。
はるかさんの場合は物心ついた頃からというのですから先天的なものでしょうか。もしそうならば手術も自己実現のために必要な手段なのかもしれません。
しかし後天的なものの場合は自らのご縁を受け入れることによって意識が変わり得る可能性もあるのかなとも感じます。その場合は一時の判断で手術をしてしまって後からやはり…ということももしかしたらあるのかもしれません。
だからこのことははるかさんにしか決められないのだと思います。
究極的には身体の性も心の性も男女というとらわれを超越して、たまたまいただいたこの身体と心がどうなっているかに縛られず、はるかさんははるかさんとしてありのままに生きていく、ということなのだと思います。
しかしそのためにどうしても手術が必要と考えるならばそれははるかさんのご決断です。私としてはそのはるかさんのご決断を応援したいと感じます。
茨の道を切り開く
結論はもう決めてるのでしょうね。応援します。
まずは女性として生活を始めること。誰が見ても女性に見えるように努力してくださいね。
そのうえで、周囲の理解を得るのが大切です。
パートナーは男か女か?理解を得られていますか?
子供はいないのですか?いると現時点では戸籍は変えられません。居なければOKです。
親兄弟の理解を得るのは大変です。私も苦労しました。
仕事は何をなさってるのでしょうか?職場の理解も時間がかかることがあります。場合によっては転職も余儀なくされます。
そのうえでの決断となります。
病院に通い始めてもすぐには手術できません。まず診断を受けて、ホルモン治療から初めて、外見上誰が見ても女性に見えるようになって、初めて手術となります。数年がかりです。その過渡期に周囲に周知するということ。クリアしてくださいね。
私は同じ悩みを持つ方のための相談窓口としての寺を大阪に年内に作ります。できたら相談に来てください。歓迎します。
https;//shozenzi.jimdo.com
茨の道を自分で切り開いてくださいね。
あなたを心から応援してますね!
拝読させて頂きました。
今まで様々な違和感や辛い気持ちを抱えて生きていらっしゃっていらしたのでしょうか。
あなたのそのお気持ちはあなたでなければわからないところもあるでしょうけれども心よりあなたのお気持ちをお察し申し上げます。
あなたはあなたらしく素直に穏やかに、あなたの生きたいように生きることができるのです。そのようなことの実例は今沢山社会にも世界にも確認されて認められてきています。
実際には人それぞれに様々な状況があるかと思います。
ですからあなた自身が主体的に自分らしく生きる為に自分がこれから幸せに生きていく為にも様々な実例や情報を得ていかれて自分と比較していくことも必要かと思います。
また様々な相談窓口もありますので、いろいろなところに相談にのってもらいながら人にも自分について冷静に状況を確認してもらうことも重要かと思います。
相談窓口は
http://niji-navi.jp/lgbt_telephone/
http://www.lgbt-kyokai.com/
があるかと思いますので一度しっかりと冷静にご相談なさってみても良いかと思います。
その中であなた自身も様々な実例の中から自分がどうすることが自分らしく自分にとって望ましいことなのかをじっくりと検討なさって頂き、本当に自分が望ましいと思う道をご判断なさって下さいね。
もしかしたら多少難しいことや辛いこともあるかもしれませんけれども、あなたは決して独りではありませんからね。
あなたはあなたをサポートして下さる沢山の方々とのご縁もこれから巡り会いご関係を深めていかれて、共に助け合うことができるでしょうからね。
私もあなたがこれからあなたらしく素直に幸せに生きていかれますようにと心から祈っておりますからね。
そしてあなたを心から応援させて頂きますね!
決してあきらめないで負けないでくださいね!
質問者からのお礼
吉武文法様
Kousyo Kuuyo Azuma 様
柴谷宗叔様
連名での失礼ご容赦願います。
ご回答ありがとうございます。
肯定的なご意見ですごく励みになりました。
実はこの質問は、昨日ジェンダー外来にはじめて訪れる直前に載せました。
ジェンダー外来に行ってきて、先生からも自分がどうしたいか、どうなりたいか、後悔の無いようにと話されました。
外来に伺う時点で覚悟が出来ていましたので、
素直にその意向を伝えて、治療を始めていく事になりました。
先天的なのか後天的なのか、染色体の所まで確認しないとわからないのかもしれませんが、
私は女性としていきていきたい、全うしたいと思っています。
年齢的には人生の折り返し、最期を一人で迎えることになっても、その時は女性でと思っていました。
和尚様がたのアドバイスは非常にありがたく、本当に心のささえになります。
パートナーは女性で、子供はなく、籍はいれずにお付き合いしています。
この方も含めてカミングアウトは今日からすすめます。
新しい自分で生きていく勇気を頂きまして、本当にありがとうございました。