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友達だと思っていたけど、友達ではなかった……。

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有り難し有り難し 26

2年間お付き合いのある友人の身勝手な振る舞いや、嫉妬深いところに疲れました。
また、友人だと思っていたけど、友人ではなかったと気付かされ、虚無感を抱いております。

私は小説書きで、友人は絵描きさんで……ジャンルは違いますがSNSなどを通して交流していました。

友人は所謂“構ってちゃん”で、色んな人に見てもらいたい、評価して欲しいという承認欲求が非常に強いです。
それがなくなってしまうと絵を描かなくなり、その不満を私にぶつけることもありました。

友人だからと話を聞いていたのですが、嫉妬からから、評価欲しさからなのか、私の小説を読みに来てくださる方々に“私の絵を見て欲しい”と無理矢理、入ってこようとします。
なかにはそれがきっかけで、友人の絵に評価をする方々もいましたが……まるで横取りするような図図しい態度に疑問を抱くようになりました。

また、自分の絵が模倣されてしまったり、批難されると、その気持ちを私にぶつけてくるのですが……逆に私が同じような目に遭遇しても“大丈夫?”と声を掛けることはありません。

自分の絵をたくさんの人に見て欲しいから応援してと私に言っておきながら、私の小説は忙しいからと読まずにいます。

何度か共同創作をしたいと持ちかけられましたが、最終的に私が資料を集め、話を書いて終わり……友人は“筆がのらない”とまともに描いてくれることはありませんでした。
だというのに周りの人たちには“自分が考えた”とばかりに主張してるので、全てに疲れるようになりました。

何度か直接会って、身勝手な振る舞いはやめるよう話したのですが、自覚をされていないのか同じようなことを何度も繰り返します。

評価欲しさに、私の小説のキャラクターなどを模倣したこともありました。
また、私は自分の作品をコンクールに出していたのですが……それが入賞しており……友人は“おめでとう”の一言すら言ってくれませんでした。

それなのに自分の自慢話はよくされていて……疲れた私は距離を置くことにしました。
そうしたら、予備を探すかのように友達作りをはじめており……そこでようやく、友人が友人ではなかったことに気付かされました。

虚無感などに悩まされ、孤独感にも苛まれています。
この気持ちをどうしたら良いでしょう……?
よろしくお願いいたします……。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

朱に交われば

質問読ませていただきました。

友人を失われてさぞ辛い思いをされておられると思います。

人間同士の関係とは難しく、色々考えさせられます。

私は、友達とは大切にしたい、これからも付き合っていきたいと思える人だけでいいのではないかと思います。

たとえば、小、中学生といった狭いコミュニティーの中にどうしても生きざるを得ない場合などは、イヤな友人とでも付き合っていかなければならないこともあるでしょう。
しかし、大人になればなるほど、友人を選ぶ自由度は上がってくるのではないでしょうか。

朱に交われば赤くなると申します。
多かれ少なかれ、犬ノ宮さんはお付き合いするお友達に影響されていきます。
付き合いたくない人、嫌いな人とお付き合いを続けていけばいくほど、犬ノ宮さんの心は荒んでいくでしょう。

友人が自分にとって大切には思えない人だとわかった、それだけでも今回はよしとすべきでないでしょうか。

そして、「友人とは何か」を気づかせてくれ、新たに犬ノ宮さんが本当に大切だと思える親友を見つける機会を与えてくれたお相手の方に感謝できれば最高ですね。

犬ノ宮さんは、まだまだお若いです。
色んな人と触れ合う機会はこれから先たくさんあるでしょう。

今回のことを教訓に、人生の本当の親友を見つけられることを、心よりお祈り申し上げております。

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質問者からのお礼

ありがとうございます。
この1年間、相手のワガママな振るまいに振り回され、心身ともに疲れていました。
虚無感と孤独感は今でも続いているのですか、出来る限り改善していけるよう努力していけたらと思います。
本当にありがとうございます。

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