子供が受験勉強をしない
浪人生の息子が、大学受験するやる気が失せてきて、毎日自習室に通っていたのを、やめてしまいそうな雰囲気があります。英語が苦手で、いくら勉強しても、実力がつかないといって、受験そのものに対する自信すら、失ってしまっています。もともとあまり、自分に自信のない子で、考え方も後ろ向きです。私がいくら励ましても、あまり耳を貸しません。こういう状態のとき、母として、息子にどう向き合ったらいいのでしょうか?アドバイス御願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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一番苦しいのはお子さん本人。焦らせないことが大切。
おはようございます。亀山純史と申します。
多分、お子さんにとって、今が受験勉強のスランプ期なんでしょうね。一番苦しいのは、お子さん本人なのです。しかし、これは誰にでもある時期です。そして、スポーツの世界を例に取れば、そのスランプ期をどう過ごすかによって、その後の成績が変わってくるでしょう。お子さんには、焦らせないことが大切でしょう。(もちろん、勉強をしなくてもよい、ということではありません。)
また、親としては、受験勉強の先にある結果、つまり、どこの大学に合格するかに心を囚われずに、今、お子さんが勉強に取り組んでいる事実を評価してあげてください。もしかしたら、お子さんは今、少し休養が欲しい時なのかもしれません。
人生とはわからないものです。第一志望の大学に進学出来れば、もちろんそれは幸せなことです。しかし、第一志望の大学に進学出来なかったら、不幸な人生が待ちかまえているわけではありません。また、第一志望の大学に進学出来れば、その後の人生が保障されるわけでもありません。幸も不幸も、その人の価値判断であり、その価値判断は、その人がどう生きてきたかによるのです。
以上が私からの回答です。少しでもお役に立てることが出来る点があれば幸いです。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。一番苦しいのは本人ということ、改めて実感しました。焦らずこのスランプを、乗り切って行きたいと思います。子供を見守るのも、大変ですね。頑張ります。