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ほくろを除去したことへの迷い

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昔から気になっていた顔にあるほくろが除去直前に顕著に大きくなってきたので、これ以上大きくなっては審美的に困ると思い、除去しました。

しかし今更になって迷いが出てきました。化粧をすれば跡は殆ど分かりませんが、もちろん自分は分かるし、光の加減によっては目立つ気もします。
しかもほくろ占いでは良い位置であることを知りました。見た目だけを気にして顔に傷を付けてしまったことに罪悪感もあります。

ほくろを取ってしまって良かったのか、どうなのか、日々自問自答しています。
自分の決断を信じる、迷いを断ち切るにはどうしたらいいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

後悔は煩悩。煩悩は悩み苦しみの原因。

除去してしまったら、もう戻せません。
後悔は怒りの煩悩の一種らしいです。
煩悩は悩み苦しみの原因になります。
今のあなたの苦しみは、ほくろを除去した苦しみではありません。
自分の煩悩で苦しんでいるのです。
つまり、ほくろを除去したか除去していないかはどちらでも良いのです。
後悔してしまう(どうしようもない現実に対して怒り・悲しみ・不満を抱く)自分の心を、うまくコントロールすることが大切です。

今後、ほくろのことで嫌な気分になったときは、心の中で、
「後悔は怒りの煩悩。煩悩は悩み苦しみの原因
だ」
と素早く気付くように心がけましょう。
煩悩という悪魔は、正体を見破られる(煩悩であると気付かれる)と急激に力が弱くなります。
悪魔の正体を見破る智慧(般若)の眼を持ちましょう。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。その時は絶対後悔しないぞと思ってたのですが…。
やはり煩悩なのですね。自分の心のコントロールは難しいですが、いただいたお言葉を唱えながら少しずつ自分の選択に確信を持てたらと思います。

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