末期がんの母への介護について
こんばんは。質問失礼いたします。
母が終末期ガンで1ヶ月ほど入院中で、そんなに長くはない状況です。
入院当初は母が死んでしまうと泣いてばかりでしたが、今はだいぶ落ち着いており、泣くことも無くなりました。
毎日、会社帰りに病院に行き、夕食を食べさせたり介護をしています。
モルヒネも始まっているため、本人が朦朧として意思の疎通ができないことが多く、別人の様になった子供の様な母を見るのが辛かったり、疲れてしまったりするのですが、そう思うのはダメなことでしょうか。
この辛い期間を乗り越えれば、何が良いことはあるのでしょうか。
この辛い期間を乗り越えるアドバイスをいただけたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今しか出来ない事があります
質問読ませていただきました。
大切にされていたお母様が変わっていく様子・・辛くないはずがありません。
また、その様子を見て心身共に疲れ果ててしまう、これも仕方ない事でしょう。
マキさんは一生懸命お母様の介護をなさっておられるのですから、それをダメなんて言える人なんていません。
マキさんの気持ちは必ずお母様に届いています。お母様もたくさん感謝しておられるでしょう。
よく「親孝行したいときには親はいない」と言います。
最期にしっかりと親孝行が出来る、これはとても素晴らしい事ではないでしょうか。
お母様が亡くなられる前に、思い残すことが無いように、今のうちに思いつく限りの事をしてあげて下さい。
後悔の無いように、今までの感謝を述べてあげて下さい。
今は心身共に辛いでしょうが、お母様が亡くなられてしばらく経ったときに、「あの時に、思いつく限りの事をしてあげれてよかった!」と思うときが必ず来ますよ。
どうかこれからを大切に
拝読させて頂きました。お母様を介護なさっていかれることは本当に辛いことかと思います。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
私も今年母が亡くなりました。家族皆で母を看取りました。本当に辛い思いもしましたけれども母は私達家族に大切な時間を与えてくれましたし、大切なことを教えてくれました。それはかけがえのないことです。今でも母の夢を見ますし、ふと思い出してしまう時もあります。そうやって人は生きていくんだということを実感致します。
あなたにとってもお母様にとっても皆さんにとっても本当にかけがえのない時間となりますし、より深くご縁が結ばれて参りますからね。
悲しみやさみしい時もあるでしょうけれども決して逃げずにできる範囲にてお母様にお向き合いなさって下さいね。そしていろんなお話しをなさってくださいね。
死は必ず訪れますけれども決して人のご縁を断つものではありませんからね。亡くなる時もしっかりとそのご縁を大切になさってください。そしてそれ以降もあなたとお母様はいつもつながっていますからね。
お母様はいつかお亡くなりになられてご先祖様達や親しい方々の元で心から穏やかになられます。そして皆さんと一緒にあなたやご縁のある方々をいつも優しく見守っていてくださいますからね。
どうか安心なさってください。そして真心を尽くしてお母様と一緒に今ひとときひとときを過ごして下さいね。
あなたやご家族の皆さんがお母様とこれからも心豊かに幸せに生き抜いいかれてかけがえのない毎日をお過ごしなさってくださいますようにと心よりお祈りさせて頂きます。
そしていつの日かお母様がその天寿を全うなさる時には必ず仏様がお導きなさってくださり一切の苦しみから救われて、心から穏やかに安らかになられて皆さんをお見守りなさって下さいますようにと切に仏様にお願いさせて頂きお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏 至心合掌
どうかどうかこれからを大切になさってください。必ずあなたも救われることができるのですからね。
質問者からのお礼
お返事いただきありがとうございます。
お返事を読んで涙がこぼれました。
悔いのないように見送りたいと思います。
ありがとうございました。