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祖母の米寿の記念写真回答受付中

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有り難し有り難し 4

先日、祖母が亡くなりました。
米寿の時に撮った記念写真が、祖母の遺影になりました。
両親も弟も、叔父達も叔父嫁も、従妹たちも、皆で祖母と写っているのですが、私だけが写っていません。

その頃、私は県外におり、皆で集まって、記念写真を撮っていた事も知りませんでした。
家族や親族が皆で着飾った祖母の周りで、幸せそうに写っているのに、そこに私だけがいません。
忙殺されて、自分で気づけなかった私が一番悪いのですが、声を掛けてくれれば、都合をつけて帰省したのに、と両親と親族を責めてしまう気持ちも消えません。
両親や叔父達にも、泣きながら怒ってしまいました。 
せめて、これから出来る限りの事をしようと、祖母が亡くなった時は、看護師さんと一緒に身体を洗ったり、火葬まで遺体安置所に泊まり込み、火葬のスイッチを押して、火葬が終わるまで、待合室には行かずに、その場で待たせてもらい、祖母のための仏壇も選びに行ったのですが、あの頃には戻れません。
着飾った祖母に、おめでとう、と言って、一緒に写真を撮ることもできません。
遺体安置所で、お棺に入った物言わぬ祖母と、写真を撮る事しかできませんでした。
せっかく祖母が綺麗に写っている、お祝いの写真なのに、喜んで見る事が出来ません。
そんな自分も嫌です。
祖母の側にいなかった薄情な私は、弟や従妹たちの様に、祖母の孫ではないのでしょうか。
祖母は晩年は認知症になって、私も体調を崩しがちになり、側にいる期間も少なかったから、亡くなってしまっても、孫だと思われていないかもしれません。
後悔してもしきれず、自分を責める気持ちも、親族を責める気持ちも消えません。

どうやって、この気持ちに折り合いをつければ良いのでしょうか。
どうすれば、祖母の死を受け入れられるのでしょうか。
寂しくて、悔しいです。

2024年10月20日 19:11

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

たんぽぽの綿毛は幸せになるべき

たんぽぽの綿毛は風に乗って遠くへ散らばることで子孫を増やします。
あなたも祖母にとっての綿毛であり、あなたがあちこちに旅をして世界を広げることは、祖母の子孫の活躍範囲を広げることでもあります。
米寿のお祝いのときに近所にいなかったのは、たんぽぽの綿毛として活動していた証しです。
仏教では、執着(こだわり)が悩み苦しみストレスの原因になると考えます。
米寿の写真のことに執着してあなたが悩み苦しんでも、それで祖母やあなたが幸せになるわけではありません。
反対に、写真のことを今後二度と考えなくても、誰も不幸にはなりません。
こだわりを捨てることは決して冷たい薄情なことではなく、暖かい日差しのある世界に飛び立つ綿毛になることです。
あなたは、写真へのこだわりや祖母の死のショックさえも忘れて、能天気に世の中を飛び回り、新たな土壌で根を張るように人生を楽しみましょう。
あなたの幸せは祖母の未来(子孫)の幸せなので、祖母のために悩んだり怒ったりしてあなたが不幸になるのは本末転倒ですからね。

2024年10月21日 5:45
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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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心からお祈りさせて頂きます

拝読させて頂きました。
あなたはお祖母様がお亡くなりになられてとても悲しんでおられるのですね、お祖母様ね米寿のお祝いにあなただけ参加せずお祝いできず記念写真に映ることできなかったことを悔しく思っているのですね。あなたのその悔しい思いや辛いお気持ちを心よりお察しします。
あなたはお祖母様にとって大切なお孫さんですし、かけがえのない存在です。それはあなたがお生まれになってからそしてこれからも決して変わることはないのです。
どうかこれからもお祖母様のことを大切になさって下さいね。
お祖母様はお亡くなりになられた時にあなたが体を洗って下さり火葬の時も付き添っていて下さったことを心からありがとうと思っていたでしょう。

お祖母様が心から安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌
悲しみや後悔の念は尽きないでしょうけれども、あなたもどうかお祖母様が心安らかになります様にお祈りなさって下さい。至心合掌

お祖母様は仏様や神様が導いて下さり、先にいかれた親しい方々やご先祖様がお祖母様を優しくお迎えなさって下さいます。お祖母様は仏様や神様のもとで親しい方々やご先祖様に再会なさりお喜びなさり心から安心なさいます。そして一切の迷いも苦しみや痛みからも救われて心から清らかに何の憂いもなくご成仏なさっていかれます。
お祖母様はこれからもずっとあなたを優しくお見守りなさっていて下さるのです。

お祖母様とあなたの、ご縁はこれからもずっと続くのです。
あなたのその思いをありのまま心から手を合わせてお祖母様にお伝えなさって下さい、あなたの心の中からあふれでてくる思いをありのままお祖母様に告白なさって下さい。お祖母様はあなたのその思い全てを優しく受け止めあなたにいつも寄り添っていて下さいます。あなたをこれからもずっと支えていて下さいます。

あなたがこれからもずっとお祖母様とのご縁を大切になさり健やかに毎日を生き抜いていくことできます様に、皆さんと一緒に充実した時間を過ごし幸せに生き抜いていくことできます様に切に仏様や神様やご先祖様そしてお祖母様にお祈りさせて頂きます。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年10月21日 3:07
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有り難し
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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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