お前は仕方がないから俺の子になったのだ
ラジオを聴いているときこの少年がメールを送りました。
お前は俺と母親が結婚する前に生まれた子供だと言われたそうです。
それでこの少年はその父親と離縁したそうです。
今の世の中にはこういったケースがたくさんあるのではないでしょうか。
おそらくできっちゃった結婚だと思います。
それでその時おそらくこの少年は思春期ではなかったかと思います。
こう言われてこの少年はこれからどう生きて行けば分からなくなったそうです。それで現在母親と一緒に暮らしているそうです。
私は思いますがこういったことがきっかけで愛情を知らずに育ってしまった大人が大勢この世の中に入るのではないかと思いました。
ラジオを聞いていて一瞬自分自身もどう答えてあげればいいかを考えましたがなかなか答えがでてきませんでした。
おそらく救いを求めているのでしょう。
これからどう生きて生きればいいのかを問うているのではないでしょうか。
こういう質問をされたらどうすればいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
私は障害者と健常者のはざまに立つ人間です。そして薬を飲んでいるため会社で働けませんので障害者の作業所に行っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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仏子
明石家さんまさんのお子さん「いまるちゃん」は
「生きてるだけで丸儲け」が由来、というのは有名な話ですが、
仏教には「人間に生まれて超ラッキー」とあります。
「すべての命の存在は、皆私の子ども」とお釈迦さまは説きました。
すべての命って、動物や魚は元より細菌やウイルスなども含まれるので、膨大な数。
その命の数を広大な砂漠の砂に喩えると、人間の割合なんて爪の上に乗ったほんの少しの土ほどです。
確かに両親に恵まれなかった方はいます。
ですが、お釈迦さまの子どもとして、両親を経由してこの世に人間として縁を受けることができた。
それをラッキーと思えるか不幸と思うかで人生のとらえ方は変わります。
どう生きていくかは人それぞれですが、
最終的には誰しもまたお釈迦さまのもとへ還っていくなら、何か褒められるような事をして命を終えたいなぁと私は思っています。
質問者からのお礼
人はチリのようなものですが「不幸。」か「幸福か。」を考えられる知恵が身についていればそれはそれでいいと思います。しかし不安定な時期にこのようなことを言われれてはどうでしょうか。私は愛に勝るものはないと思っていると思います。また人間的な愛を教えるのも人間の務めではないでしょうか。生きることの大切さも親から教えられますし躾も親から教えられます。そして親の代、子の代、孫の代へと愛は伝えられるのではないでしょうか。私は人はそうして生きて行くものではないでしょうか。
どうもありがとうございました。