画数について
結婚をし、苗字が変わって暫く経ちます。ふと、名前の画数占いをしたのですが、どこのサイトを見ても最悪の結果が出てきます。
ちなみに54です。
今とても幸せでも、悪い運命を持ってるのだなと、悲しくなります。改名をすすめるサイトもありますが、大切な名前を変えたくはありません。
当たらない!と前向きに考えたいのですが、思い出して落ち込みます。
やはり画数は大なり小なり、当たるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
思いの強さは、現実の力として現れることもあります。
質問読ませていただきました。
名前の画数で運命が決まるか?とのことですが、拙僧の認識でお答えさせていただきます。
色々な種類の姓名判断や四柱推命などがありますが、率直に申しますと画数で運命は決まりません。
お茶犬さんの54画というのを例に出してみますが、世界中の54画の人がみんな最悪の人生を送られたかというとそうではないでしょう。たしかに当たっている部分もあるかもしれませんが、全ての事が当たっているなんてことはないはずです。
占いなどは、10のことを言って、2・3当たれば「とても当たる占いだ!」とされます。5当たれば「ものすごく当たる占い」となるでしょう。しかし、外れていることの方が多いのになんで「よくあたる占い」なんて評価が下るのでしょうか。なぜなら人間は、印象深い事が頭に残りやすくできてるからです。多くの外れたことより、1つの当たった事の方が印象に残って頭を支配するからです。
また、ある程度抽象的な表現をしておけば、その占いを見た人が勝手に自分の境遇や経験をそこに当てはめていったりします。
このように、占いというのは絶対的な真実を具体的に指し示すものではありません。それは、「全て占い通りにやれば確実な幸せが手に入る」わけではないという事実を見てもわかることです。
とはいえ、全く役に立たないモノだと否定する事もできません。なぜなら、多くの人は自分だけの決断で進んでいく事が不安なので、どうしても何か他の指針にすがりたい気持ちがあるので、占いにすがってしまうこともあるでしょう。
すると、良いことが書いてあったら気持ちが軽くなり、前向きに明るく考えられて事柄が上手くいく、その結果自分が幸せになるということは十分考えられます。
逆に悪い事が書いてあったなら、落ち込んで後ろ向きに考えてしまい、それが自分の言動などに無意識に現れて事柄がどんどん悪い方向に進んでいくこともあります。
このように、占いの結果によって自分の心は変化して、それが結果に表れることもあります。
つまり、お茶犬さんがそのような占いの結果を全く気にせずに、明るく前向きに生活を送れればきっと幸せな人生を歩む事が出来るでしょう。
思いの強さが無意識に行動に表れ、現実を少しずつ変えていくのです。
少しでも参考にしていただければ、ありがたく思います。
質問者からのお礼
遅ればせながら、ご回答ありがとうございました。
悪い部分ばかり見ていて、自分自身を見失うところでした。
良い部分もしっかり見つめて、明るく前向きに生きていきます。
本当にありがとうございます。