hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

これからの人生が不安です

回答数回答 1
有り難し有り難し 3

私は、徐々に身体が動かなくなる病気を持っています。他にもいくつか生まれつきの病気を持っています。

今の私は杖があれば歩くことも出来て、好きな楽器もできる、料理もできます。
だけどこれから身体が動かなくなると、趣味どころか働くこともできなくなります。

そうなると私の医療費を出してくれたり、いろんな世話をしてくれた家族に恩返しもできなくなってしまいます。

だけど死ぬのは怖いから自殺は考えませんし、死ぬのなら安らかに死にたいとも思います。

ただ、生きているのに楽しいことができなくなっていく、自由が効かなくなっていくと考えると、とてつもない不安に襲われます。

症状が進行していくのは確定事項であり避けられないことです。私はこれからどんどん不自由になる人生、どんな心持ちで過ごせばいいのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

冥想や念仏をやってみませんか

たとえば、日本テーラワーダ仏教協会さんのホームページに、
ヴィパッサナー冥想と慈悲の冥想のやり方が掲載されています。
どんな体勢でもできる仏教の修行です。
また、南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)える修行も、いつでもどこでもできます。
是非、仏教の修行を身につけていただきたいです。
冥想すれば、きっと色んな発見があります。
念仏すれば、心の平安につながるかもしれません。
今から少しずつやっていきましょう。
私はあなたのような持病はありません。
ですから軽々しいアドバイスはしてはいけないのかもしれません。
ただ、私は、あなたよりも年齢がずっと上なので、余命は私の方が短いかもしれません。
人生は突然終わりがくる可能性もあります。
だからこそ、仏教の修行を、やれるときにやってみたいのです。
仏教の修行は人類の宝物なのです。
人類の宝物に、触ってみましょう。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

お返事ありがとうございます。瞑想というと足を組んだ体制になったり、お寺に通ったりというイメージがあったのですが、自室や病室でもできると知って驚きました。さっそく調べてみようと思います。瞑想を通して安らかな心になれればいいな……

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ