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周囲と違う感覚

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有り難し有り難し 16

私は30代前半から不妊治療をして4回流産しました。何箇所もの病院に通いました。その間親族の病気や近所問題、職場問題等ありとあらゆる難題が降りかかり精神的、金銭的にも大変で治療を諦め、問題を片付けつつも勉強や趣味、仕事に邁進してまいりました。ただ最近この問題が全てクリアになり、煩悩が削ぎ取られ何というか。人生が草原化してきたというか。人生が終盤に来た気がしてなりません。今私は40代ですが、歳を重ねるとこのような感じなのでしょうか。また治療を再開しようとも考えていますが明らかに以前の欲しい!という気持ちとも違って安らかな感覚です。何というか。周囲の方や主人とも感覚が自分だけ穏やかでどうしてかなと思います。これから周りの人とどのように接したらいいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分のペースで歩けばいいんです。

質問読ませていただきました。

人というのは年齢と共に、気持ちの持ち方が変わってきます。
学生の時は見えない何かに怯えてがむしゃらに頑張ったり反抗してみたり、社会に出ると慣れない仕事にいっぱいいっぱいで常に気ぜわしく余裕がなかったり、年を取ってくると今までの忙しい環境から離れて心が穏やかになったり・・・
もちろん個人差もありますから一概にこうなる、とは言えませんが、年齢と共に環境が変わり、それによって自分の心持ちも変わってくるということです。

ですので、はなさんは今までの経験やご自身の年齢や体調などから、自然と安らかな感覚になっておられるのです。
それは人生の終盤にきたとか、そういうことではありません。ひょっとしたら、辛い経験が多かったので、心が勝手に休憩を始めたのかもしれません。もしくは、そんなに焦っても仕方がないとある種の悟りに近づいたのかもしれません。
具体的な理由は分かりませんが、今の感覚を大切にして、周りを気にせずに自分のペースで歩まれたらいいのではないでしょうか。

今の状態でしか見えない側面もありますし、今の状態だからこそ浮かんでくる考えもある。そういう事柄を大切にし、自分が今やるべきこと、もしくはやりたいことを状況に応じて考えていってみて下さい。
周りと感覚が違うから、合わせようなんて思わなくていいんですよ。みんが同じ感覚や考え方なら、物事は決まった方向にしか動きません。色んな感覚や考え方があるから、それらを折衷して、それなりに世の中が上手く回っているんです。

あまり気にせず、その時々の自分を大切にしていって下さいね。

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質問者からのお礼

回答をいただき誠にありがとうございます。実は周りは煩悩が多い?からか身勝手な発言や態度が多く、それに合わせないといけないかと悩んでおりました。自分のペースを大切にし理解されない時は丁寧に説明したいと思います。

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