子ども、欲しい、欲しくない回答受付中
子どもについて、最近モヤモヤしていることがあります。
私自身子どもが好きなので、学生時代は将来絶対子どもが欲しいな、と思っていました。
しかし、結婚をして20代後半になった今、妊娠・出産・子育てが現実味を帯びるようになってから、子どもが産まれたらどうなるのかな、、と不安が募るようになりました。
子どもが産まれたら、子ども中心の生活になると思います。でも私は私自身にもう少し時間をかけたいです。夫との2人の時間を楽しみたい、自由にオシャレをしてお出かけしたい、仕事や資格勉強に打ち込みたい、、。子どもが産まれたら、自分のことは後回しになるのかなぁ、せっかく今はおしゃれや美容に力を入れているのにそれもできなくなるのかなぁ、、とマイナスな感情が過ぎります。
さらに子どもを産むということは、子どもの人生を支えなければなりません。可愛いなぁという感情だけでなく、叱ったり悩まされることもあると思います。今の自分に、人の人生を支える力があるのかな、という不安もあります。
もちろんこの状態では、子どもを授かれたとしても、子育ては向いていないと思います。
ただ、子どもは授かりたいと思ってもすぐ授かれるものでもないですし、体力がある若いうちに妊娠・出産はしたいです。
あんまりクヨクヨ悩みすぎて、いざ欲しいとなった時に授かれないとなると、おそらく後悔しそうです。
20代後半の女性は、妊娠・出産・子育てに対してどのような考えを持っているのかな?私みたいにネガティブな感情を持ってしまう人はいるのかな?と少しモヤモヤします。
夫は子どもが好きなので、子どもは欲しい派です。だからこそ夫にはこのことを相談できず、、繊細な話題でもあるので親や友人にも相談できず、、一人で抱え込んでいる状態です。
お坊さんからの回答 4件
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女性なら誰もが考えてしまう不安です。あるあるの悩みなんですよ
あなたの悩みは、環境や生活が変わってしまうことへの不安ですよね。
子育て、家事、仕事を両立してきた立場から言えるアドバイスとして、夫の協力参加があれば、そして体力があれば、可能ですよ。
あなたの不安は、あなた一人がクリアしていくことではなく、夫婦で取り組むことです。ちゃんと夫さんに打ち明けていきましょう。
言わないと、出来ると思っていたと、男性は思い込んでいます。
うちの夫もそうでしたよ。私が保育の仕事をしていたからでしょうけれど、「プロだから何でも出来るでしょ」と言われたことがありました。「誰の子どもですか?あなたは親でしょ。私がしていたら、あなたは何もしないのですか?じゃあなたは何のためにここにいるのですか?それで家族だと言えるのですか。妻に何もかもしてもらって、子どもまで育ててもらって、自分は食べて寝て…舐めてますね」と言い返したことがあります。それからは、夫も頑張って子育てしてくれましたけれどね。
子ども中心の生活でありながら、そこには母であり、私の生活が含まれています。オシャレも子どもと一緒に楽しんだり、やりたい勉強も時間のやりくりをすれば頑張っていけますよ。だから、体力が必要。
体型を保ち、オシャレにも気を配り、自分時間を持つには、子育てをしながらも、取り組める体力が要ります。クタクタになれば疲れてしまいますからね。
髪を振り乱して、服や化粧にも気を配れない時は、パワー切れの時。ですから、あなたの不安を解消するためには、体力があれば乗り切れますよ。だから、夫の子育て参加が重要です。
あなたの悩みは、女性がひとりで抱えてしまったり、母になるプレッシャーを感じたら、誰もが考えてしまう不安です。あるあるの悩みなんですよ。
妊娠をすれば、市の両親教室のようなコミュニティを教えてもらえたり、ママ仲間が出来たり、保健師や保育士と繋がれたり、心強いこともたくさんあります。私もコミュニティのおかげで、嫁ぎ先で友達がたくさんできましたし、今でも仲良くしています。20年の付き合いになりました。オシャレも楽しみ、ランチにも行って、みんなで乗り越えてきたようなものです。
もちろん、ハスノハも頼ってくださいね。
良い悪いではないので仏様にお任せですね。
私自身、子供を授かってから気持ちが変化してきました。
結婚前の夫婦の関係を続けていきたいと感じていた部分もありましたが、徐々に父親として子供に育ててもらったと感じています。
それは子供を授かる前は想像できない気持ちの変化でした。妻も子供最優先になり、夫婦の新しい目標ができたことで、信頼と尊敬の関係がより確実になってきたように感じました。
今あなたが想像していることと違うことが起きると思います。今のあなたには都合の良いことばかりではないですが、生まれた後のあなたの心境はその時にしかわからないことです。
子供を授かること、子育てすることは夫婦で力を合わせて楽しみながら乗り越える、新たな生活のスタートです。それはそれで大きな学びにもつながると思いますよ。
どちらが良くてどちらが悪いということではないです。授かることですからね。
授かる時って、時期も決まっている様な気がします
もももさん、ご相談有難う御座います。
20代後半になり、妊娠・出産・子育ての不安が募るようになられたとの事。
子どもが産まれたら、子ども中心の生活になるとは思います。
でも、今時のママさん達は、上手にやりくりして、自分の時間も作っている達人ママも多いかも知れませんね!
私自身の話で言えば、高齢出産でしたが、もう、ジェットコースターに乗っているかの様な怒涛の子育てでした。ですが、過ぎてしまえばとても懐かしく思い出されます。女性として、色んな意味での試練も含め、貴重な経験をさせて貰いました。
妊娠の年齢ですが、初産でも、今はかなり高齢出産の方もいらっしゃいますし、今はそれ程、妊娠を急ぐ年齢でもないかもしれません。
ただ、2人以上欲しいのであれば、計画が必要かも知れませんね。
旦那様がお子さんが好きなのであれば、やんわりと、将来の家族像の希望を聞いてみるのも良いかもしれません。
育児も、旦那様が協力してくれたら、かなり楽になりますし、その辺りも今から話し合うのも良いかもしれないです。
旦那様に話せないとありましたが、逆に、今の気持ちを、喧嘩にならない程度に、勇気を出して旦那様に吐露して話し合うのも、自分が思っているより、解決策がでるかもしれません。
一人では子育てはシビアです。旦那様や親御さんの協力を貰いながら、上手く行きます様に。
子どもを持つことへの不安は、愛情の証です
あなたの文章からは、深い思慮と誠実さがにじんでいます。
「子どもが欲しい」という願いと、「今の自分の時間を大切にしたい」という想い。
その両方を抱くことは、決して矛盾ではありません。むしろ、“命を迎える責任”を真剣に見つめている証拠です。
1. 「不安」は誠実さのあらわれ
多くの人は妊娠や子育てを「自然にできるもの」と考えがちですが、
あなたはその前に「私はどう生きたいか」を丁寧に見つめています。
仏教でいう「正思惟(しょうしい)」
善悪ではなく、自分と他者の幸せの両面から考える心。
まさにその姿勢です。
「自由でいたい」「自分の時間を持ちたい」という願いは、
わがままではなく、“自分の心の声を大切にしている”だけのこと。
その感情を否定せず、「これも私」と受け入れてください。
2. 「子ども中心の生活」になることへの不安
母親になることは“自分を失うこと”ではありません。
時間の使い方は変わっても、その中で「自分を育てる時間」は必ず見つかります。
子どもの寝顔や笑顔に、ふと自分の成長を感じる瞬間もあるでしょう。
仏教には「一即一切(いっそくいっさい)」という教えがあります。
ひとつの出来事の中に、すべての真理が宿るという意味です。
育児という日常の中にも、自分を生きる智慧と喜びは必ず潜んでいます。
3. 「支える力があるのか」という不安
そう感じるのは、命を軽んじていないからです。
“支える力”は、生まれつき備わるものではなく、関わりながら育っていくもの。
不安を抱えたままでも、命を大切に思うその心があれば、あなたはすでに「親になる準備」を始めています。
4. 「夫に話せない」その優しさも愛
ご主人が子どもを望んでいるからこそ、自分の本音を言えずにいるのですね。
けれど、「不安を共有すること」も愛の形です。
心の中の小さな声を素直に伝えることで、夫婦としての信頼は、むしろ深まっていきます。
5. 最後に
「子どもを産む」「産まない」どちらの道にも尊さがあります。
仏教では「時節因縁(じせついんねん)」
物事は、その人にとって最もふさわしい時に実ると説かれます。
どうか今は、“焦らず、自分を育てる時間”としてこの時期を大切にしてください。
あなたが心を丁寧に見つめ続ける限り、その先には必ず、安らぎと納得の答えが見えてきます。
合掌



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )