人生がうまく行かない
社会に出て10年以上、これといってなりたい職業もなく、職も転々とし、二度の会社都合の解雇も経験しました。なんだかつまらない毎日。まわりのうまくいっている人はきっとそれなりに努力もしていると思います。でもどうしても自分が周りより劣っていると思ってしまいます。自分なんて。。。と考えてしまい落ち込んでしまいます。生きている意味さえあるのか?時々考えてしまいます。
こんなはずではなかったのにと思うことも山ほどあります。だからといって挽回するための努力をしていないのも事実です。
親に恩返しをしたい、華やかに生活をしたい、毎日生き生きした日々を送りたい。望みはあるのに、気持ちに負けています。
どうしたら前向きに頑張れますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
願いの強さは具体性
こんにちは。何となく、日々を漠然と過ごしているのですね。
まずもって、日々帰る場所があり、ご飯が食べられるのはありがたいことですが、張り合いがないと。
ある塾のキャッチコピーですが、「メシをくえる、そしてモテる大人に育てます」というのがあります。モテるというのは異性に対してばかりではなく、何か魅力的な人ということなのでしょう。
私からは、「願いがあるけれど気持ちに負ける」、その「負けない」ビジョンというか願いを持って頂きたいと思います。
私たちは坊さんになる時、「誓いを立てろ」と言われます。「1日に何回、お念仏を唱えます」という形です(浄土宗)。これ、何が良いって具体的なんです。数えられるから。ついつい「できるだけやります」とか「頑張ります」とか言いたくなるのですが、そうではない。あくまで数です。具体的です。その方が、人間動けるようなんです。
ということで、あなたの素晴らしい望み、もっと具体的にしてみませんか?あら不思議「できるかな?」とか夢に引っ張られる感覚が分かると思いますよ。
自転車も最初の一踏みが一番重たいけど、二踏み、三踏みとなると軽くなるんですよね。
やってみたいことがあるなら、全体重をかけて思い切って踏み込んでみましょう。
あとは流れに身を任せて。
質問者からのお礼
さっそくのご回答、感謝いたします。
たしかにいつも具体性にかけ、何もかも中途半端だったように思います。
これしてみたいな、でもしたとこで何になる?とブレーキばかりかけていた様な気がします。
何もしなければ何も変わらないままですね。
ありがとうございました!
自転車の例え、とても分かりやすいです。最初の一歩が大事なんですよね。
ありがとうございます!