輪廻
生きていても、苦しんでいないというひとは、輪廻のループから逃れられているということで、合っていますか?
苦しいということは、輪廻のループから逃れられていないということで合っていますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
生きていれば苦しみは必ずある
生きている限り、苦しみはなくなりません。
なので、輪廻転生している私達、生きとし生けるものは、みんな苦しみの中にいます。
欲・怒り・怠け・プライド・無明などのあらゆり煩悩をなくした阿羅漢果という悟りに達した人は、輪廻からの解脱が確定しています。
その場合でも、生きている間(寿命のろうそくが燃え尽きるまで)は、身体的な苦痛は必ずあります。
五感に入ってくる刺激を緻密に分析すれば、輪廻からの解脱が確定している悟った人にでも、苦はあるのではないでしょうか。
だって、悟った人でも息を吸わないと苦しいし、息を吸ったら、今後は息を吐かないと苦しいですからね。
お釈迦様は悟っていましたが、高齢になってからは腰痛など苦痛がありました。
輪廻から解脱できているか、悟っているかを自己判定したいのでしょうか?
少なくとも、貪りや怒りの煩悩がある場合は、「私はまだ阿羅漢果の悟りには達していないな」と、
自身が輪廻転生から解脱していないことを判定することができます。
無我や空や無常に気付いた初期の悟りに達した場合でも、欲・怒り・怠け・プライドなどが残っていれば、阿羅漢果ではないので、輪廻から解脱できていないと知ることができます。
追記
全ての煩悩がなくなった悟った状態で生きている人は、阿羅漢(仏を含む)です。二度と輪廻転生しない状態です。
質問者からのお礼
願誉浄史様 ご回答ありがとうございます。
"輪廻から解脱できているか、悟っているかを自己判定したいのでしょうか?"とのことですが、
私は「輪廻から解脱した状態で生きてゆくことができるのですよね?」ということを問いたかったようです。
生きているかぎり不可能なのですか?
もし宜しければ、追記など頂きたいです。^_^
追記もしてくださり、ありがとうございます。