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フリーターを抜け出したい

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有り難し有り難し 26

はじめまして。しらすという者です。
高校を卒業して初めて入った会社を先輩のパワハラ・仕事を好きになれず3ヶ月で辞めてしまったことから正社員になるのがトラウマになり、今日までずっとニートとフリーター、契約社員等の繰り返しで生活をしてきました。
非正規でもあまり長く続かず最長で勤めた所(コンビニ)が2年半です。非正規の仕事ばかりなので転職になるかは分かりませんが10回は職を変えてます。
そうやって生活して30歳を過ぎた今、正社員という肩書きを持っておらず、資格も運転免許とExcel(初級者用)しかないので就職に不利であり、今後の人生において生きていけないのではないかということにようやく気づきました。(遅すぎですね…)
とてつもない危機感に襲われ、なんとか就職しようと思い立ちました。
幸いにもお金が掛かる趣味などはなく、生活費の支払いと少額ですが貯金は出来ております。今は無職なのですが数ヶ月しか無職でしか居られない程度の貯金額です。
仕事を選ばなければ就職出来ると人から言われたり、サイトやSNSでもそういった意見はよく見ます。ただ、正社員から逃げて来た私が正社員が勤まるのだろうかと思うと気持ちがとてつもなく不安になり、この頃寝付けません。
求人サイトも未経験歓迎・不問とあっても大卒なり短大・専門の卒業生、それから学歴は不問でも正社員3年以上や私の持っていない資格必須などでの要項をよく目にし、就職したい気持ちがみるみる萎んでいきます。
情けないですが怖くなってしまいどこにもまだ応募出来ていません。そして就職してもないですが、正社員だった勤め先でパワハラされた場面ばかり思い出してしまったり、他の勤め先であった嫌な事ばかり思い出して働くのが嫌になってしまいそうです。
ハローワークで経歴や就職活動の進め方など相談してみたのですが、要約するとまぁ頑張ってといった言葉しか頂けず、親しい人にも誰にも悩みを吐き出させずどう就職活動を勧めていいか分かりません。お知恵を頂けないでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【職】矛の音を聞く

”他の勤め先であった嫌な事ばかり思い出して働くのが嫌になってしまいそう”
【職】という字は、耳、音、矛と書く。矛とは武器です。武器と武器のかち合う音を聞く、つまり仕事とは「戦い」なんだ。「努力しました」「がんばりました」という言い訳など通用しない事は大いにある。戦いに負ければ責められ、その埋め合わせをせまられる。だから、失敗しないように、約束を守れるように、絶対に負けないように周到に準備し、覚悟を決めて戦いに臨む。これを【責任を果たす】という。

就職とは、単なる銭稼ぎの手段を持つ事に非ず。どんな職業もその責任を果たすことにより、ようやくその対価を得ることができる。だから戦う覚悟のないものには、重大な責任を負うことはできない。重大な責任を背負えるだけの力量と覚悟のないものに高い給金を支払う雇用者はいないだろう。つまり正規雇用など無理な話だ。

あなたはかつてきっと大変なパワーハラスメントを受けたのだろう。しかし、どんなに職を転々としたところで、精神的にも肉体的にも負荷のかからない仕事なんてあり得ない。嫌なことをなんでも”パワハラ”に結びつけ逃げ回っているうちは、何十何百と資格や免許を取得して履歴書を飾ったとしても、結局、何の足しにもならないだろう。

”生活費の支払いと少額ですが貯金は出来ております”
それなら、今のうちに「立ち向かう勇気」を養うことだ。肚をしっかり決めることだ。かつての”パワハラ”と業務上の緊張を一緒にせずしっかり切り離せ。機が熟せば、きっとそれなりの職業にご縁がつながることだろう。

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