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一番欲しいもの

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有り難し有り難し 8

 私は一生懸命に仕事をしてきました。
 職を拝命してからの数年間を仕事にささげるように過ごしてきました。自分を高めるため、身も心も削るような生活を送りました。自分を鍛えるために思い付くことは何でもやったし、時間もかけられるだけかけました。
 そのかいあって同期に先んじて希望の部署に抜擢されることができました。
 しかし空しいのです。
 達成してしまえば意外と下らない目標だった、俺も皆も必死になってこんなことを求めてたのか俺も皆もただ流されていただけなんだな、何て思います。
 何のために頑張っていたのか分からなくなりました。ついでに自分のことも分からなくなりました。
 最初は同期と競い合うのが楽しくて仕方なくて頑張っていたはずだったけれど、気づけば皆どこかへ行ってしまいました。
 競い合い、ささえ合う相手がいなくなってからも意地になって頑張ってきましたが、もう疲れました。

 仲間と再開したいです。
 目標を達成してからはそのことばかり考えてました。 

 けど会えないんです。物理的にはいくらでも会えるし、連絡先やだいたいの住んでるところも知っています。
 ですが、疲れた、助けてほしい、何て身勝手な理由で相手を求めるのは私にはただの甘えに思えてできません。自分の気分を良くするために相手を利用してるだけなのではないか、相手を傷つけてしまうのではないか、と考え、連絡できません。
 しかし会えねば苦しい。

 こんな理由で他人に干渉することは許されるのでしょうか。もし実行すれば相手はどう思うものなのでしょうか。
 
 


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

考えすぎだと思いますよ。
僧侶が酒を勧めてはならないのですが、「たまには飲みに行こうよ」とか、「同期会しようよ」とか、「ちょっと酒の飲み方教えてくれない?」とか、「ちょっと女性の口説き方を教えてくれない?」とか、理由なんて何でもいいのですよ。
プライドは捨てて、思い切って連絡してみましょうね。
話す時は例え立場が上だとしても、決して上から目線では無く、同じ目線で話しましょうね。

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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