就職・転職活動について
初めまして、なーと申します。
今回悩みがありまして投稿させていただきました。さっそく質問させていただきます。
私は前職を辞めて今就職活動中の身です。
前職を辞めた理由は過労で身体を壊したからです。
前の会社は所謂ブラック企業と言われるもので、残業代は払わない、経費は実費、労働時間は長い、求人表に記載されていた待遇と全く違うといったものでした。
その会社に一年間居ましたが、度重なる人事異動に疲れはて辞めました。
辞めた後は一ヶ月ほどゆっくりして、再度転職をしましたが、なかなか内定をいただけず、
気付けば一年が過ぎていました。
なかなか採用されない理由として思い当たるのが、前の会社に入社するまで、大学院を目指して一年間バイトもせず、勉強してきたからだと思っています。ちなみに大学院進学を諦めた際の就職活動もなかなか内定をいただけませんでした。
周りの友人も転職経験者が多く、その人達から「転職や就職は縁だよ。」や「止まない雨はないよ。」といった励ましの言葉をかけてくれて
私も当初は「縁のある会社を探そう」「雨が止まなくても傘を持って歩いて行こう」と思ってましたが、正直もう疲れました。
内定をもらうために面接の練習や履歴書の書き方、自己研鑽など内定をいただく努力を怠ったつもりはないのてますが、これ以上何をすればいいのかわかりません。
どうしたら次の扉を開くことができるのでしょうか?教えてください。
ただただ悲しい…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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天の利・地の利・人の利
孫子にいわく、戦は天の利・地の利・人の利をそろえた者が勝ちます。ご質問文を拝見する限り、なーさまは人の利(=自分のせい)しか考えていらっしゃらないように見受けられます。まぁ、それが自然な発想ですから、兵法書にわざわざ「それだけじゃ足りませんよー」と書いてあるわけなのですが。
さて、まず天の利…これはタイミングのことです。これだけアベノミクスでも株価は上がったのに雇用と給料が上がらんぞー困ったぞーと言ってるのですから、タイミングは悪いのですよ。「止まない雨はないよ」ってそりゃそうですけどね、いつか止むんでしょうけど今は降ってるんですよ。雨降ってる時は降ってるんです。だからあまり自分を責めすぎないでくださいね。
私が学生時代にアルバイトを始めて三年たった頃、今を逃すと次はいつ来るかわからない就職チャンスが到来しました。するとサーーーッと波が引くようにベテランパートさん達が一斉に辞めてしまい、お店は立ち行かなくなって潰れました。私はそれを見ながら(あぁ、みんなしたたかに生きてるなぁ…)とホロ苦い涙を流したものです。頑張ってもダメだったなら、そうやって時を待つのも1つの手段ですよ。
次に地の利…職は有る所にはあります。無いところにはありません。シンプルな話です。どんなに優秀な人でも無いところで探したところで見付かりはしません。
単純な土地の話だけでなく、業種によっても上向きのものと下向きのもの、横ばいのものがあります。経済誌などを見ていると、不況の中○○社が独り勝ち、独り勝ちの××社が…、唯一健全な△△業界…って独り勝ちがどんだけいるんだと思うことがあります。
土地や業種に変にこだわっていませんか?どこにでも行っちまえ!と思ってしまった方が、かえって楽になると思いますよ。仏教的に言っても、こだわりは手放せば手放すほど心が楽になります。これ、仏教の基本です。
私も日本仏教でダメになったら、かつて修行させていただいた東南アジアのお寺でお世話になるかな…と思っています。実際には国籍や家族などいろいろな問題があって限りなく難しいでしょうが、心のお守りにはなっていますね。
※心の健康のための視点で書いています。これで就活に成功しますよという成功セミナーのような内容ではありませんのでご注意下さい
質問者からのお礼
御返事ありがとうございます。
天の利、地の利という言葉をかけていただいて
ハッとしましま。確かに待つことも大切ですね。今後は自分を磨きながら好機を待ってみます。今回はありがとうございます。