母親の気持ちになりきれない
私は実際の子供は持っていません。ですが、生後10ヶ月の中型犬が私の子供です。私が一人暮らしを始めてから間もなく引き取りました。
小さく可愛い命を私は一生見るつもりです。でも、私には問題があります。
私ははしゃいだりする子供が嫌いなのです。あの甲高い叫び声や走り回る行動、泣く声。その全てに嫌悪感を抱くのです。
子犬は喋らないまでもやる事は人の子供と同じです。物は壊すし誤って噛んでくる。走り回る。
何度心が折れかけたか。
でも、ようやく落ち着き、私も社会人として落ち着いてきました。
でも、この前父に言われた言葉が私を蝕みます。
「お前はあの子の母親なんだから気持ちをわかってやらないかん」
私は頭にきたし、悲しかったんです。父が言ったことは正しい。でも、理不尽だ。私はどうなんだと、思ったんです。
私は父が嫌いです。好きに時もありますが、基本喧嘩になるので(父のコミュニケーションの取り方が喧嘩なんです)嫌いです。
言葉の暴力なんていつもです。その言葉にいくら私が傷ついたか父は知らないんです。
私は小学2年生の頃から「お前は大人だ」と言われました。私はちっとも嬉しくありませんでした。まだまだ甘えたい、遊びたい盛りなのに。
そして、父は私がやりたい事全てに「お前は無理」「お前にはできない」そう言って育てました。そのおかげで私は何かやろうにも自信を持てなくなりました。
そして、父の「お前はあの子の母親なんだから気持ちをわかってやらないかん」という言葉、それは父に殴り返したい言葉です。
私を否定し、気持ちを傷つけた癖に何をと思うんです。
私は犬の母親です。でも同時に、少女でありたい。という気持ちが残っているんです。
少女でありたかった。少女でいたい。父は私の気持ちを無視していたのに、私は【あんな親のようにならないようにし、自分の子には愛情を注ごう】という気が起きないのです。それがどうしようもなく悲しいのです。
私はどうしたらいいのですか。私はどうしたら愛情を注ごうという気持ちになれる母親になれますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたはまだ10代ですから子供と大人の両方をもっている年代です。
ですから、24時間母親でいるというのは難しいことです。
時には子犬の母であり、時には子犬の友達であり、時には子犬に甘えてもいいのです。
子犬の母親でなければならないと自分を責めないでくださいね。
食べ物やトイレやお散歩の世話をするだけでも十分な愛情表現ですからね。