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離婚、そして再婚

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有り難し有り難し 15

3年前に離婚しました。
そして、半年前に結婚しました。

離婚原因は、元嫁と家庭を守っていけないって感じたのが原因でした。
自分から離婚を切り出しました。
離婚は和解で書類を交わしました。

元妻との間には当時6歳の子供がいました。
養育費は結婚した今でもずっと払い続けています。
その間一切子供には会っていません。

会わせてもらえなかった

子供の誕生日が来るたびにすごくしんどいです。
一緒に過ごしてきた日々を思い出してしまいます。

再婚して幸せなはずなのにふと1人の時になると思い出してしまいます。
ずごく楽しかったんだなって思っております。
思い出すと涙が止まりません。

今妻がいるのに、思い出して泣いて、罪悪感でいっぱいです。

子供を幸せにできなかった、元嫁と喧嘩ばかりしていた、そして原因は自分の心の弱さだった、今嫁がいるのに元妻や子供の事を思い出してしまう。

そんな自分が嫌で、忘れたいのに忘れられない、元に戻らないのも知っている
自分が選択したのに子供を幸せにできなかった後悔がすごくある。

すごくつらい

夜になると罪悪感と元嫁との楽しい思い出が蘇ってきてすごくつらい

離婚の2年ぐらい前から喧嘩が絶えなかったはずなのに、楽しい思い出がそれ以上にあった
今嫁とはそこまで楽しいと思ったことがなかった

だが、今嫁とは家庭を守っていくようにお互いが努力してる
楽しさだけでは、家庭を維持できないってわかっていたはずなのにどうしても、元嫁との楽しい思い出が蘇って辛い

どうしたら、今を生きれるようになるのかがわからない

辛い
苦しい
罪悪感
でいっぱい

もうわからないどうしたらいいですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「いま・ここ」

『幽霊』ってありますよね?
まぁ本当にいるかいないかは置いといて…
レトロなイメージではありますが、
「ざんばら髪」で「両手を前に垂らし」て「足がなく」て「恨めしや~」って、アレです。
もう決して戻ることのできない『過去』に後ろ髪をひかれ、まだどうなるかわからない『未来』を手繰ろうとし、いま居る『現在』の地に足がつかず、居場所・向かうべき場所が分からず「恨めしい」と彷徨続ける…
私たちの『迷い』を具現化したものだとも云われております。

仏教で注力するのは「いま・ここ」です。
「いまさえ良ければ…」の刹那主義ではありませんよ!
「いま・ここ」に全力を注げば、 たとえ願い通りの結果に至らなくても、"ありったけ"出したのだから、後悔しようがない。
後悔しない『過去』を作り、目指すべき『未来』に向かうための『現在(いま・ここ)』の決断、実践。

あなたは再婚なさって、向かい合うべき相手がいらっしゃる。
結婚生活が上手くいかなかった経験も積んでいらっしゃる。
愛しい人(お子さん)と離れる辛さも知っていらっしゃる。

もうこれ以上後悔なさらないために、過去の経験が糧となるような「いま・ここ」を奥様と一緒に歩まれて下さい。

どうかお幸せに♪

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曹洞宗寺院の住職です。 GALUCHAT(ガルーシャ)と読みます。 ...
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