元彼女への謝罪と贖罪
初めまして。
恐れ入りますが、相談をお願いいたします。
私は、元彼女の思いを蔑ろにし、信頼を裏切り続けたことで深く傷つけた上、相手の貴重な時間を奪ってしまいました。
約7年間交際及び同棲をしてきました。
相手は精神的な病気を抱えており、心身、生計、あらゆる面で困難な状況の中、私は自分本位に生活し、家事など相手にばかり負担をかけていました。その上財布を一緒にすることを受け容れず、結婚も独善的な理由で先延ばしにしていました。
相手からのSOSには真剣に捉えず話半分に聞く、不機嫌になるなど非道い態度を取りました。
生活費を多く負担し、自分なりに思いやっているという意識で相手を支えている気になっていました。
また、相手には他に頼れる人がいないこともあり、離れないだろうと胡座をかいていました。
楽は共にしても、苦は共にしていませんでした。
家族になると言っておきながらその実、同居しているだけの他人のように感じさせてしまいました。
別れに至る前に2度別れ話がありましたが、改善すると言って関係を継続してもらいました。
しかし根本的な反省や改善をせず、悩みや苦しみを長引かせるだけの期間にしてしまいました。
その他にも自己中心的で愚かな言動や生活態度はあまりに多く、相手からの信頼を失うのは当然でした。
交際は解消となりましたが、現状相手は独力での生活が困難なため引き続き同居しております。
日々どれほど辛く苦しかったかを相手から伝えられ、今更ながら自分の愚かさを自覚し始め、今までの行いを悔いています。
相手は、友人は皆結婚し自分だけが独り身、合わせる顔もない、寂しい、虚しい、頼れる人もいない、これから先に希望もない、と嘆き訴えています。
謝罪しようにも「謝罪に意味が無い(言葉に重みがない)」「今更遅い」「何故気付かなかったのか」「時間を返してほしい」などの返答で、これ以上謝罪の言葉を出してよいものかとも考えてしまいます。
贖罪をしたいと願いますが、考えがまとまらず、現状家事と生活費を全て賄うことしかできていません。
今何をすれば相手のためになるのか、何をしても逆効果なのではと混迷し、干渉しないようにしてしまっています。
本当に情けない限りですが、何かお言葉を頂けましたら幸いに存じます。
長文、乱文で大変申し訳ございません。
最後までお読み下さり本当に有難うございます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思いやりのこころとは・・
はじめまして、こんにちは。
心からの後悔の思いを拝見させて頂きました。
長年、一緒にいると・・有難さや、居て当たり前!となってしまいます。これだけしているのに・・と言う気持ちも現れたりします。ものやしてあげてると言うことじゃないんだな・・と思うことがあります。
人は一人では生きていけません。生まれたときと亡くなるときは誰かの手を借りなくてはなりません。生きているいま、様々な恩を頂いたことを見返りのない心で周りに返して、様々な縁を頂き、別れがあるのは新たな出会いがあるからです。
電球がきれてしまったんだよね・・と彼女さんから言われたとします。そうか・・きれているなら交換すればいいのか・・。交換を普通しますよね?
でも、彼女さんは本当にそれだけで良かったのでしょうか?
電球がきれたことで、会話を求めたりしたかったかもしれません。共感することはとても大切なことです。共感することにより、私を受け入れてくれる!と安心もします。ものやお金では得られないことがたくさんあるのです。
そして、周りに染まらず、無理に合わせず、あなたのままでいいと言うことを伝えて上げてください。心の病は様々な要因が重なり、追い詰められた末に起きることです。そして見えない心だからこそ・・本人にしかその苦しみはわからないのです。なによりメンタルクリニックを受診したからすぐに結果を出すとはいかないのです。
いたわる言葉や寄り添うこと、真剣に最後まで話を聞いて上げて共感をして上げてはいかがでしょうか?
うなずいたり、時には無言の介護と言うこと・・それは何かをするなどではなく、ただ隣にいるだけ。それだけで相手は癒され安心をするのです。
結果をすぐに求めず、長い人生という冒険旅行の中で僅か数ミリの休息。心の充電をしっかりして、元の笑顔に戻れるように無理せず焦らずにサポートをしてはどうでしょうか?
誰かがあなた必要として・・そして、あなたも誰かを必要として支え合って生きていくのです。労り、理解し、支え合って、協力し合って行く心を忘れないで欲しいと思います。
あなたらしく希望ある冒険旅行という人生を仕合せに歩めますように。
合掌
質問者からのお礼
永寛様
お言葉を下さり本当に有難うございます。
仰る通り、無意識の内に相手の存在が当たり前のように思っていました。
思慮の浅い自分ですが、相手への共感を心に、相手の痛みに目を背けず真摯に接していきたいと思います。