自分がどうしたいかがわかりません
来月で大学院を修了予定ですが、まだ就職先が決まらず、この先を楽しみに思えません。
ずっと医師になることが夢でしたが、高校生の時に体調を崩して退学し、医学部進学を諦めました。看護職に就き、仕事をしながら医学部進学を目指しましたが、実力が及ばなかったことと、体力面で自信が持てず諦めました。
他に勉強してみたいこともあったので、そのために医療系の別の資格を得ようと現在の大学院に進みました。新しいことを勉強するなかで、前職(看護職)のやりがいを感じ、大学院修了後に以前の職種に就いて改めてやり直そうと思いました。
一ヵ所から内定をいただきましたが、実家から遠方であることや、大学院で学んだことが活かせるとは限らないこと、仕事をしながら資格試験に備えなければいけないことから、大学院の教授や指導者、家族、相談できる先輩や友人から「退職してまで大学院に進んだのに勿体ない」と猛反対され、内定を辞退してしまいました。
確かに、大学院修了後に資格試験を突破しないと、資格が得られません。そのために、大学院修了後も半年は月に一度も大学院に通うよう言われています。
もともと体力もなく、新しい仕事、しかも今勉強していることとは直結しない仕事をしながら資格試験に備えられるのかという不安があり、客観的に考えると、大学院で学んだことが活かせる形で就職するのがベターだと思います。ところが、その就職口が少なく、まだ就職先が決まっていません。とりあえず実家に帰ることになりました。
冷静に考えれば内定辞退をして良かったはずなのに、内定辞退をしてしまったことを後悔しています。内定辞退をした職場は、受験に年齢制限があり、今後一切受験できません。私が内定をもらってしまったせいで、他の人が内定を得られなかったこと、私が内定を辞退したことで、その職場に迷惑をかけてしまったことに罪悪感を感じています。
論文提出も終わり、ハードな日々が落ち着いたら、脱け殻のようになってしまいました。今後の生活を楽しみに思えず、ボーッとしてしまいます。自分がどうしたいかがわからなくなりました。周囲の声に影響を受けて物事を自分で決められないこと、行動が定まっていない自分に自己嫌悪しています。
どうしていいか、自分がどうしたいかわかりません。どんな心構えでいたらよいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
よい判断だと思いますよ
拝読させて頂きました。あなたがこれからの未来について不安に思っていらっしゃることを読ませて頂きました。特にこれからの仕事が決まっていないならば余計に不安を感じることでしょうね。あなたの不安なお気持ちはよくわかります。
あなたは冷静に考えて大学院に進学なさり学び、そして専門資格を取得しようとなさっていらしたのですよね。そしてその資格を活かしてこれから仕事に就こうとなさっていらっしゃるのですから、あなたが辞退なさったことは長い目で見ていいことと思いますよ。あなたが安易に考えて出した答えではなく自分自身の将来についてしっかりとお向き合いなさり悔いのないようにと検討なさりご判断なさったことですから、それは尊重されることです。
ですからそうご判断なさったことについてはもうくよくよ悩まずに前向きに考えて下さいね。
今まであなたは一生懸命に勉強なさってきてやや疲れが溜まっているのではないでしょうか、今先が決まっていないならば一度ゆっくりと心身共に休んでみてはいかがでしょうか?或いは気分転換の為にも旅行に行ってみたり、少し別のところに行ってみてはいかがでしょうか?例えば神社仏閣巡りや御朱印巡りなどなさってみてはいかがでしょうか?気分転換してリフレッシュしてみるとまた見方が変わってきてこれからの未来についても考え方も変わることもあります。そうすると将来の仕事についてもより落ち着いて見据えていくこともでしると思います。
あなたの未来はこれからもっともっと開けてきますし、沢山の出会いや出来事に巡り会えますからね。
せっかくなので一度ゆっくりリセットなさり仕切り直しなさってみて下さいね。そしてあわてずに落ち着いてこれからの未来に歩みを進めて下さいね。
あなたのこれからの未来が沢山の出会いに恵まれて大きく開けていかれ、心身共に豊かに充実して生き抜いていかれますようにと心よりお祈りさせて頂きます。
そしてあなたのお力を沢山の方々が助けられて喜ばれていき自信持って生きていかれますようにとお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
温かくご丁寧なお答えをどうもありがとうございます。じっくり、噛みしめるように何度も拝読しました。この間に、一つ就職活動をしてみましたが、まだ気持ちも考えもまとまらず、少しゆっくりと考える時間が持てる方法を考えようかな、と思いました。
私の置かれた状況は贅沢なことだと思うので、ここで相談させていただくことを躊躇していましたが、思いきって相談させていただいて良かったです。
どうもありがとうございます。