容姿に対するコンプレックス
はじめまして。
私は物事ついた頃から人一倍自分の容姿に自信がありません。
本当は女性らしくメイクやお洒落を楽しみたいと思うのですが、私なんかが頑張ったところで素材が悪いのだから変えようがないと悲観的になってしまいます。
友人でとても可愛い方がいるのですが、その子といると自分の悪い所がますます浮き彫りになって距離を置きたくなってしまいます。
容姿だけでなく性格などにも自信がなく、人を遠ざけてしまいがちな為つい癖で人との距離を置きがちです。
その為か30歳近くになったにも関わらず未だに男性とお付き合いしたことがありません。
いつまでも同じことで悩んでいたくないとは思うのですが昔からの思考癖のせいでなかなか考え方を治すことができません。
どうしたら少しでも他人と比べずに自分に自信がもてるようになるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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他者と比べて、自分に納得しましょう
こんにちは、はじめまして。
コンプレックスをお持ちとのこと、お悩みのことと思います。
他の人は、自分を映す鏡です。
男性を見るから、自分が女性だと分かるでしょう。男性だけの社会なら、そもそも男性という区分自体、また女性そのものが存在しないことになります。
他の人の容姿を見るから、自分の容姿が知らされる。
他の人の性格を知るから、自分の性格が知らされる。
しかし、鏡に文字は書いてあるでしょうか。
「あなたは可愛い(そうではない)」、「性格が良い(そうではない)」と書いてあるでしょうか。当たり前のことを申すようですが、鏡は人と自分は違うという事までしか教えてくれません。その違いに、価値判断という新たな加味をしているのは常に自分なのです。
「他人と比べずに自分に自信がもてるようになる」のではありません。人と比べる(違うことを知る)ことを経た上で、そこから自分の思う長所・短所も肯定的に眺めようとするところに自信が持てる(自分の特徴を納得する)のです。自分がどんな者であるかを知って、否定的になる(「昔からの思考癖」)というパターン化された悪循環に陥るのではなく、無理にでも一度肯定してみましょう。紙に自分の長所だけを書いてみましょう。否定な言葉は一切書かず。「仕事に真面目」「時間には大体正確」などです。取るに足らないと思われることでも、他人から見れば長所だっていうこともたくさんあると思いますよ。
ご参考に成れば幸いです。