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自分の外見が嫌い、それへの無理解が辛い

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有り難し有り難し 8

こんにちは、初めて相談させていただきます。

私の悩みは大きく二つあります。自身の外見が物心つく頃から嫌いなこと、(自分自身のことが嫌いだから、外見も嫌いになるのかな?と思います)そして外見のコンプレックスを、同性の親である母には理解されないことです。

私は可愛い物や綺麗な物がもはや執着と呼べるくらい好きです。しかし、一番身近な存在である自分自身が可愛くもなければ美しくもない。可愛い服や雑貨も似合わない。おしゃれは好きなのにそれが似合わない自分に悲しくなって、よく試着室で泣きたくなります。

似合わなくても好きな格好をすればいいじゃない!と言うアドバイスは世に溢れていますが、人の目を極端に気にする私には難しいのです。

そんな自分は何処かおかしいのかと思うほどです。

また、それを母に相談しても「娘時代の私はそんなことに悩んでいる暇はなかった」「贅沢な悩みね」と言われ続けます。

確かに母は家庭環境で苦労していましたし、高身長の母は平均少し高めくらいの身長の私以上に着る服に悩んだと思います。

ですが、他人から綺麗な姉と外見を比べられたこと、外見の悪口をよく言われたこと、母からも傷つくことを言われたこと、そう言った経験から余計に自信をなくして本気で苦しんでいるのに、全く理解できないと言う顔をされます。

ここまで考え方が違うのに、なぜ母にわかって欲しいと思うのだろうと自分でも不思議です。「私より友達に相談しなさいよ」と言われますが、私はいつも友人の前で「明るくてガサツな私」を演じてしまいます。本心を打ち明けて泣きながらでも相談できる友人がいないし、その勇気がないのです。プライドが高いのですね。

ただ、母から「辛かったね」と一言いってもらえるだけで私の心が少し軽くなるのになぁと思うことがありますが、他力本願なのでしょうか。

外見が悪いのなら内面を磨け!とよく言いますし、化粧や着こなしで女の子は変わる!とも言います。どちらも正しいと思いますが、たとえそのようにしても、自分の外見に対してかけられた傷付く言葉を私は忘れられないと思います。

自分の外見が嫌いだから自分を嫌いになるのではなく、自分自身が嫌いだから外見を嫌いになるのかもしれません。

支離滅裂で申し訳ございません。
どうにか心が軽くなる考え方はありませんでしょうか。

2023年9月10日 19:40

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今までよく耐えてこられましたね

はじめまして、スミダ様。よろしくお願いいたします。
最後まで拝読し、胸が締め付けられるほど苦しくなりました。
ハッキリ申し上げて…。お母様はなぜそんなに共感力がないのだろうと悲しく思いました。

>ここまで考え方が違うのに、なぜ母にわかって欲しいと思うのだろうと自分でも不思議です。「私より友達に相談しなさいよ」と言われます

子どもは誰でも一番には両親に分かって欲しいと思うものですよ。
それなのに、私より友達に相談しなさいよは酷いなと感じました。突き離された感じがしますね。

私の母も気丈なタイプで。私が幼い頃から〇〇という害虫が怖いと叫んでも「全く怖くない」と言います。
それでも母は戦後3歳の頃「近所のオジさんが鶏を捌いていて怖かった」と言うのです。
私は思いました。もしかしたら母も、祖母から「ヨシヨシ、怖かったね。大丈夫だよ」とされた経験が殆どないのではないか?と思い始めました。

スミダ様のお母様が心から共感してくれることは難しいかも知れません。過去と他人は変えられないので。
スミダ様はカウンセリングに定期的に通うことをオススメします。私は過去に醜形恐怖症でサングラスを外せなくなった男性にお会いしたことがあります。その方は自らが心理学を勉強して「再決断療法」に何年も通ったそうです。マイナーな心理療法なので全国にどれだけあるか分かりかねますが。わたくしでもよろしければZOOMでお話を聴いて、お住いの近くの心理療法をご紹介できるかなと思います。
それ以外にもカズキレイコ先生という、全国的にも有名な先生がいらっしゃいます。カズキレイコ先生は顔に大きなアザや火傷のあとがある方々のために化粧品を開発されていて、患者さんが立ち直る姿をNHKが特集されていました。内面と外面のアプローチですね。
何れにしましても手段、方法はいくらでもありますので希望を持ってくださいね^⁠_⁠^
一緒に乗り越えて行きましょう!!

2023年9月10日 22:21
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有り難し
おきもち

はじめまして、薫衣(くのえ)きみこと申します。 私は、これまで心理...
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質問者からのお礼

ご返答、ありがとうございます。
母にわかってもらいたいという気持ちを理解して頂けた、そのことだけで随分と気持ちが楽になりました。親離れをしなさいと叱責されても仕方ない内容だと思っていたからです。
ご返答者様のお母様と同じく、おそらく私の母も祖母から「怖かったね、辛かったね」と慰めてもらった経験がないのかもしれません。
過去と他人は変えられない、その通りだと思います。
様々な相談機関のご提案、ありがとうございます。現在、学校のスクールカウンセラーに定期的にカウンセリングを受けております。そこで母との関係や、自分自身との向き合い方を考えて行こうと思います。
方法はいくらでもあると言う言葉に元気づけられました。
本当にありがとうございました。

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