回答 1
有り難し 41ときおり、人間は所詮一人だなと思うことがあります。いつかは一人で死にゆくものだと。家族や友達と楽しい時間を過ごしたあとでもです。
悩みを聞いてくれる友人もいるのですが、心底から自分以外の人と分かり合うのは難しいな、と、感じます。
こんな無常観に苛まれたとき、和尚様方はどうやってそこから、抜け出られておられますか。
それでも生きていくための仏教の知恵があれば、教えていただけるとうれしいです。
お坊さんからの回答 1件
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初めまして、今日は。
心からの不安を拝見させて頂きました。
現代では、孤独死などと言った問題などをお聞き致す事が多く都度、胸が切なくなります。
私は、妻を病気で看取りました。５年後、ご縁がありお付き合いし始めた彼女を東日本大震災で失いました。在宅介護する祖母を自宅で亡くし、追うように父も亡くなりました。妻を看取ってから”命の時間”を過ごす出来事が多く、命に付いて改めて大切さや重みそして、この身体には何百年と続くご先祖様だけではなく、父母の想いや願いが込められているんだな・・と気づきを与えて頂けました。
起きていない出来事を思うと・・それが不安になり、心配にもなり時に恐怖にも繋がります。
私たちは、過去でもない、未来でもない、二度と来ないこの瞬間を生かされています。今は、自分が亡くなった時にどうすれば良いのか・・と明確に記することで自分の思いを尊重して頂けますエンディングノートなどがあります。ご友人様方との頂いた、ご縁を大切に交流をされて何かあった時はこうして欲しい・・という事を明確にされている方もおられます。
生まれた時と、亡くなる時・・
その時は、必ずだれかの手を借りなければなりません。私は、今いきているこの瞬間を大切にして行きながら・・出来る事を無理なく、ほどほどに周りにご恩返しをさせて頂いております。
人生とは長い冒険旅行だと、ある出来事によって思考が変わりました。そのストーリーを歩める人は、変わりが居ないという事。そして、人生も、運命も自分自身も自由に変えられるんだ！という事も。そう、考え方を変えましたら・・二度と来ないこの瞬間がとても愛おしく、大切に思える様にもなりました。
生きることはとても大変です。そんな中で・・たまに善き事が訪れるからこそ、有り難い＝ありがとうだと言う事もわかって来ました。
大切な心を捕らわれずに、起きていない出来事に心を奪われずに、決して頑張らず”ほどほど”に、二度とない人生と言う長い冒険旅行を、仕合せに歩めますように心よりお祈り致しております。合掌
追伸、世の中は思う様には行かない・・とお釈迦様もそう、言っておられます。枠にはまらず、無理に物事を進ませよう！とせず・・結果をすぐ求めずに、気長な心で接して見ては如何でしょうか？ 心辛くなった時は、私の自己紹介にメールアドレスが記載されておりますのでメールください。
永寛さま、長文のお応えありがとうございます。何度もよみかえしました。大切な方々を亡くされ、お辛かったことでしょう。
実は今日も、辛いことがありました。大切な方と、なかなかうまくコミュニケーションがとれないのです。様々原因があるのですが、もう縁を切ってしまおうかと
思ったこともあります。そんな時は深い孤独を感じます。もう、どうでもいいや、と思うこともしばしばです。
これまでも、ほんの時たま気持ちが通じ合うこともあり、その時は人生の宝物のようにおもうのですが、またすぐ途切れてしまいます。
わたしの大切な方はまだ生きておられます。あきらめずアプローチし続けようとおもってもみるのですが、でも、ダメかも。やはり、人は通じ合えないものなのでしょうか。しばらく会わないほうが、良いかもしれません。
まとまらないコメントになり、申し訳ありません。
永寛さま、どうかお身体をお大切にお過ごしください。
追記です。永寛さま、励ましのお言葉ありがとうございます。新型の感染症のニュースばかりめにするので、余計にブルーになってしまいました。今日の午後、近くの公園をさんぽ。世の中が鬱陶しいにもかかわらず、早咲きの桜、水仙、チューリップなどはどんどん芽吹いていました。自然をながめているど気分転換になります。
メールの件、ありがとうございます。詰んでしまったら、相談させて下さい。
