自己憐憫、自己中心の直し方
私の欠点を直す方法について、具体的なアドバイスをいただければと思い、質問させていただきました。
恋人に愛想を尽かされました。
カウンセラーである恋人は、6年も私の卑下や悩みに付き合ってくれていました。
でも遂に、「もうあなたは自分では変わる気が無いんだね。真面目にあなたの話を聞くのは止めるよ」と言われました。
自分でも考えましたが、私の欠点は、以下のようなものがあると思います。
・自分のことしか考えていない
(他人と比較して"自分は"劣っている、"自分の"行動が完璧でなくて恥ずかしい、等)
・批判されると、自分が可哀想だと思ってすぐ泣く
・自分自身を客観視できない
(今できていること・できていないことだけでなく、今自分が何をしているのかすら、動揺しすぎて直視できない)
・他人の不幸は軽く見て、自分はほんの少し心が動揺しただけで大げさに騒ぐ
・他人の配慮や思いやりを無視するような行動を平気で取る
・改善策を実行する気がない
要約すると、自己憐憫、自己中心、行動する気の無さ…でしょうか。
自分は最低だなぁと思いながら、どう変えていけばいいのか… また悩むだけになるのは本当に嫌なんです。
今できる対処として考えているのは、
①自己憐憫が湧いてきたら、それを自覚する
②"自分"から目を離す
③できていること・できていないことを自分で認める
④動揺することに慣れる
⑤とにかく行動を起こす
等です。
ただ、いずれも「じゃあ具体的な行動は、何をすればいいの?」という問いに答えられません。
15分くらいの坐禅でもすれば良いのでしょうか。紙に何かを書き出すとか?
そのくらい、具体的な行動として、アドバイスをいただけないでしょうか。
具体化を求めるというのは、私の怠慢かもしれませんが… ヒントだけでもいただけたら、後は自分で頑張って考えます。
身勝手なお願いですが、どなたかご回答いただけたら、大変有り難く思います。
自己憐憫
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【慢心】うぬぼれ
"「もうあなたは自分では変わる気が無いんだね」”
世話になっていたカウンセラーさんのこの言葉は、おそらく的を得ている。きっとあなたには、本当に変わる気はないんだろうと思う。
あなたは自分が誰よりも不幸であるとすることで、相手のマウントを取ろうとしているからだ。これを仏教では【卑下慢】といい、【七慢心】のひとつであると説明している。
まずは、この【劣等感】の正体は【特異な優越感】の裏返しだったと身に沁みて見破らないかぎり、どんな対処療法的な改善策も長続きはしないでしょう。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。卑下慢、、初めて知りました。
今、ボロボロ泣きながらこれを書いています。「こんなに真剣に考えたつもりなのに」「自分の何が悪いのか分からないよ」そんな気持ちが湧いてきて、あー、本当に書いてくださった通り、だめだなー。と感じています。心底、恥ずかしい限りです。
まずはこれとしっかり向き合うしかないのでしょうね。(懲りていないというのも含めて)改めて気づかされました。
ありがとうございました。