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死に恐怖

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有り難し有り難し 13

こんばんは。いつもお世話になっています。
最近、漠然とした不安、情緒不安定、などで、助けてほしいと思っても頭が働かず、どうハスノハに質問を書いたらよいかわかりませんでした。
やっと不安定の理由がわかりました。

最近のコロナ騒ぎで不安になっていました。私は免疫系の基礎疾患があり、コロナ感染=死です。
感染者が増えてくるに従ってじりじりと自分に死が近づいているとかんじてしまいます。
死ぬのがこわいと心から感じています。死ぬことは怖くないと前は思っていたのに嘘みたいです。

もうじき来るかもしれない死への恐怖、死神が近づいてくるような恐怖、死刑台に立たされているようです。どう恐怖と向き合い受け入れたらよいのでしょう。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死とは衣を着替えるのと一緒です

お早う御座います。死とは、衣を着替える事と一緒です。誰もが通る道でもあります。

私は体験しなければわからない、大切な愛する人の死を経験しました。妻とその後にご縁があった彼女の死です。病魔に妻を奪われ、救って上げられなかった事に自分を責め追い込んで・・過去を追う私を本来の私の姿に取り戻したいと、懸命に支えてくれた彼女は震災で失ってしまいました。様々な出来事が、これでもか・・これでもか・・と次々に襲って、私自身も生きよう・・もう駄目だ・・・と追い込まれて命を絶とうと決めて実行をしました。蘇生されて、何故?生かそうとするのか・・と絶句をし、それらを乗り越えてあんなに憎んだ仏の弟子としてこの瞬間を生きています。

恐怖・・それはコロナウイルスだけではありません。私たちは明日の命も、明日が訪れるという保証は誰もありません。起こっていないそれらを考えたりするから、不安や心配、時に恐怖に繋がるのです。この身体には様々な命と繋がって、それぞれが生きる意味を持って、過去でもない、未来でもない、一度しかないこの瞬間を生きているのです。この言葉は、亡き彼女が残してくれた言葉です。

ご先祖様方も、幾度となく困難の嵐を乗り越えて来たのです。乗り越えて来たからこそ・・今、その証として私たちがここにいるのです。

買占めをしたり、不用意に外出をしたりするよりも・・それぞれに与えてられた、未来に繋ぐ架け橋となる私たちの引き継がれたこの身体をしっかりと守らなくてはなりません。メディアを見ては、大切な心を奪われたり、捕らわれたり、惑わされたりせずに・・・どうか冷静になってください。睡眠をしっかりと取り食事バランスを取り免疫を上げ、基本となる手洗いとうがいを忘れない事です。

人生は冒険旅行です。人生にも困難の嵐が訪れます。ジタバタせずジッと立ち止まる事も必要です。時が移り変わるようにこの困難も留まらす動き出します。人生も運命も自分自身もいくらでも変えられます。求めている答えは此方から必死に求めなくても自ずと現れるのです。あなたには、あなたにしかない良さがあります。周りに惑わされたりせずに、あなたらしく自分自身と心を見失わないで・・苦しい時だからこそ、笑顔で奇跡の二度とないこの今をお過ごしください。苦しい時はいつでもここに来てください。あなたらしく人生という冒険旅行を仕合せに歩めますように。合掌

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