償い方
コロナの影響で仕事もなくなり自宅待機中です。そのお陰というのも変ですが、物事についてゆっくり考えたり身体を休ませることができています。ここ2.3日思うことなのですが、償い方にはどれ程そしてどの様な方法があるのでしょうか。小学生の時の数回の万引きもバレず、仕事先での幾度の失敗や迷惑もクビにされた事もなく、今まで悪いことばっかりしてきたのに、堂々と人生過ごしてる自分に物凄く嫌悪感を覚えていました。そしてそれは今は感じないと言ったら嘘になります。でも悪いことばかりしてきたわけではありません。少なからずいい事もしてます。勉強を一生懸命したり、親を旅行に連れて行ったり、バイトでは人が足りない時や忙しい時はプライベートは後回しにして働きました。将来の為に自分で稼いだお金で留学したり、そのお陰で英語・中国語話せます。沢山の人に迷惑ばかりかけて、自暴自棄になり悪いことをした事もあったけど自分なりに頑張ってきた結果が今に繋がっているのかな。と思っています。人に危害を加えたわけではないし、怪我させた事もないです。意地でも幸せになりたいです。旅行したりお洒落したりまた留学したいです。償いって何ですか。幸せになっても罰は当たらないですか?
家庭感環境が良く昔から性格・頭が良くて、友達が多く失敗や後悔が少ない子・環境に恵まれてきた子が羨ましくてしょうがない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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受け取りました
ユリナさん、こんばんは
ご相談受け取りました。素直なお気持ちありがとうございます。
償い方について考えていらっしゃるのですね。そして、良くない行いもあれば、良い行いもある自分の過去を振り返っている。そうやって、立ち止まって考えていること。それは、簡単なように見えてなかなかできないことだと思います。だから、ボクはユリナさんの姿勢を尊敬します。
償い。ボクも良いこともあれば、悪いこともあるし、言えないことだってあります。でも、今生きてるんですよね。
ボクが思うことを感じることを書きます。
正直、めっちゃ後悔すること、自分をすごい責めたくなること、人のせいにしてしまうことってあります。働いていて全て上司のせいだって悪態ついたこともありますwww
そして、そういう自分を嫌になってしまうことも・・・
一方で誰かのためになっていることだってあります。
どちらも自分。変えられない自分。
それでもこうして生きていること。悩んだり苦しんだり喜んだり嬉しくなったりしている自分がいる。それでいいんだと思います。
いろんな自分を抱えて生きること。それが償いかもしれません。ボクはそう思っています。
一筋縄でいかない人生。それも丸ごと受け取ろうってボクは思っています。
うん。今、ここにいる。
いろんなことを抱えながら、でも、たしかにここにいる。
立ってみる。足の裏に大地を感じる。自分はここにいるなぁって感じます。今を生きる。それでいいんだと思います。
あやまちは消えないが、昇華させることができる
こんにちは。
私もかつて、僧侶であるにも関わらず軽率な行動で多くの方を傷つけてしまいました。
しかし、過ちを犯す前より、自分の行動を省みることが出来るようになったと思います。
あなたが、過去のあやまちを悔い、反省してこれから進もうとするのなら、その時点であなたのあやまちは「良い行いをするために必要な経験」だったのではないでしょうか。
あやまち消えません。しかしそのあやまちを生かして、もっと大きな幸せを誰かに与えられれば、そのあやまちすら仏様の行いになるのです。
また、仏様は決して罰を与えることはありません。
悪い結果の原因は、自分の行いでしかないのです。
しかし、良い行いをする人に仏様は必ず手を差し伸べてくださいます。
あなたは、十分に幸せになる資格がおありなのではないでしょうか。
一緒に、これから前に進んでいきましょう。
合掌
質問者からのお礼
堤様
有難う御座います。色んな自分を抱え、今を生きる。それが大事なのですね。有難う御座います。
安田様
有難う御座います。ずっと刑事罰を受けたことがない自分を責めていました。けれどこうやって気づきを与えられて反省することで前へ進むことで過ちはその為に必要なことだったと経験にもなるのですね。その考え方は思いつきませんでした。有難うございました。