コロナで四十九日ができない
どうぞよろしくお願い致します。
先日祖母が亡くなりGW明けに四十九日が来るのですが、現在地が関西で祖母の家が九州です。葬儀は九州で行いました。お位牌は関西にあります。
コロナの影響で長距離の移動が難しくなり、四十九日は九州のお寺さんにお願いしようという話が上がっています。主に現地の親類が「来ないでほしい」と思っているようです。その心配は最もだと思っています。
でも私としては四十九日は忌明けの大事な法要だと思っているので、できれば現地に行ってちゃんと行いたいのですが、今の状況だと厳しいようです。
祖母はとても素晴らしい人で人徳がある人だったので、きっと良いところに行けると信じています。でも、法要をしてお見送りしたい気持ちが強いのです。
親類にお願いするわけにもいかず、喪主の父も行けず、お寺さんにだけお任せする…考えると心がとても辛いのです。
九州に行けない場合、四十九日にはお位牌の前に座ってお祈りしようかと思いますが、それで気持ちは届くでしょうか。祖母は無事に旅立てますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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地元のお寺かオンラインか
こんにちは、初めまして。
先ずはお悔やみ申し上げます。お悲しみでしょう。
「法要をしてお見送りしたい気持ちが強い」とのこと。
お祖母様もそのお気持ちをお喜びのことと思います。
あなたのご宗派が分かりませんので、宗旨違いになってしまうかもしれません。
私は浄土真宗の立場でアドバイスします。
私が思うに、49日は大切なお参りなので僧侶を呼ばないという形は望ましくありません。かといって、感染が気になるというジレンマがありましょう。
九州からお寺さんを呼ぶと、公共交通機関を使うことになりますし、お寺さんにもあなたのご家族・ご親戚にも危険性を高めてしまいます。昨今の情勢を踏まえれば、先方のお寺さんに地元のお寺に頼むことにした、という断りを入れても受け入れてくれるでしょう。そして、現在お住まいのご友人、お知り合いなどのつてで地元のお寺に頼むという手もあります。昨今の情勢を鑑みれば、無下にはされないと思いますよ。
或いは、もしご宗旨が同じならば、当方でオンライン仏参「遠近(とおちか)」ということを始めていますので宜しければご参照ください。当方の本堂で実際に故人様のお名前をご安置した上で撮影した動画を配信しますので、ご家族ご親戚がお家に居ながらスマートフォンなどを通してお参りができます。宜しければご参照ください。
オンライン仏参「遠近(とおちか)」(浄土真宗本願寺派報恩寺:兵庫県)
https://houonji.jp/toochika/
動画配信によるお参り「遠近(とおちか)」ご案内&サンプル
https://www.youtube.com/watch?v=MiihEDtRv_8
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
あれから随分悩み、結局父が一人で九州に行く…と結論が出たところで、全国に緊急事態宣言が出てしまいました。
移動は無理な様子ですので、地元で同じ宗派のお寺さんを探して四十九日だけお願いする方向で行きたいと思います。
相談に乗って頂きありがとうございました。
今は本当に大変な時期ですが、皆様どうぞ健康に、この災厄を乗り越えられますように。