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趣味が楽しめなくなった

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有り難し有り難し 9

私の趣味は音楽鑑賞で、色々な人の音楽を聴くことがあります。
しかし、今までは良いなと思っていた他人の作品(趣味・アマチュア)に嫌悪を感じたり妬んだ目で見てしまいます。
それまでは作品たちから元気を貰っていた筈なのに、嫌な気持ちになってしまうことがあるのです。
普通の羨望や嫉妬とはなんだか違うような、もっとタチの悪い、陰湿な感情のように自分では感じています。
作品を通して相手を全面否定したくなるような感じがしばしばあります。

その作品が素晴らしいのは作者が時間をかけて技術を習得して現在も努力しているからだ、と頭では分かっていても、努力ができた/できる環境が妬ましいとすら思ってしまいます。
作品を超えて相手の生活や来歴、境遇にまで難癖つけてしまいたくなるのです。
作品評価を超えた相手への否定は創作活動においてタブーだと個人的には考えてるので、自分の人間性の程度を感じて情けなくなります。
こんな自分がとても嫌です。
自分にも相手に対しても、粗を探しては勝手にがっかりしてしまうことが最近とても多いです。
嫉妬をして、自己嫌悪して、自分のことも上手くいかずなかなか完成しないことにがっかりして、心のエネルギーを余計なことに使っているような気がします。
エネルギーの使い方も時間の使い方も無駄にしているような気がして焦燥感にもかられています。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

認めること

人は自分以外のことについて
粗探しは案外簡単にできます。
逆に、少しでも良いことを見つけることになると、途端に困難になります。
それは成長して知識が増えてくると、ますます難しくなります。
恐らく、質問者さんはこの様な状況に陥っているのかと思います。

これを脱するには、身近なことから肯定することを始めましょう。
少しのことで良いんです。
今日は「良い天気だな」って朝起きてから思うのも大切です。
失敗しても、そこまで頑張ったことを褒める方がプラスに繋がります。
ぜひ、今から実践してみて下さい。

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有り難し
おきもち

長崎県南端に位置する野母崎にあるお寺で若院(副住職)として勤めております。...
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