命の使い道
前々から「生きる目的がない、無駄に生きたくない、死にたい」と泣き言を吐かせていただいたものです。
このような事態のなか重ね重ねご相談させていただき誠に有難うございます。
ハスノハの皆様とご縁ができて数ヶ月経ちましたが、ようやく自分の生きる目的のようなものを見つけた次第です。
私は、物心ついた時から落書きのようなものをたしなめており、人相が書けるぐらいには上達しているのですが、何かそれに関わる仕事がしたいと思い、先週あたりからそのことについて色々調べたり、絵の上達を少しずつ心がけている次第です。
ただ、両親にその道について話すとどうしても反対されてしまうのです。
というのも、私は、その道に殉じる、骨を埋めるのことはなんてことはないと思っているのですが、両親は親心故か安定した職についてほしい、生きながらえて欲しいという考えがどうしてもあり、どうしてもそこのすれ違いが解決しないことで悩んでいます。
私自身は長年目的に強く渇望していたこともあり、初めて生きる原動力を見つけて凄く喜んでいるのですが、絵に没頭するあまり、昼食や睡眠を抜かしてしまい、それすらも「この道で死ねるなら本望だ」と思う節があり、そうした一つのことに執着するあまり死や苦痛を厭わない姿勢は親心には痛ましいと思われている次第です。
正直な事を申しますと、私が今一番恐れているのは、目的を失って生きる屍に逆戻りすることです。
しかし、両親の思いを考えるとこうした無鉄砲ぎみな考えや生き方は慎んだほうがいいのだろうかと若干思ってしまう節があります。
勿論、無駄死にしたい、傷をつけまくりたいというわけではないのですが、正直なところ、長生きやら所帯を持つやらといった世俗でいうふつうのことに頓着しておらず、他のことにさほど興味が持てないといった本心とぶつかり合ってしまうのが今の現状です。
悲しいことに、今の自分では長生きと生きがいの両取りが出来そうな算段は立っておりません。
両親をどのように説得すればいいのか教えて欲しいです。
難しい相談で申し訳ないですが、何卒宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
SNSや動画サイトで
私は字が下手です。(祖父は書道の先生でしたが教わる機会がなく他界。)
で、字がきれいな人に憧れるので、動画サイトで美文字の動画を見たりすることがあります。
今の時代、SNSや動画サイトで作品や得意技を披露することができます。
あなたも、ご自身の絵を世に出してみてはどうでしょうか?
また、イラストのフリー素材を求めている事業者はけっこういます。
パンフレットやホームページ、年賀状などに使えるような絵をたくさん提供してあげれば、喜ぶ人がいます。
そのような活動なら、仕事や勉学の片手間でできますよね。
世間の評価が良ければ、親も納得する可能性があるでしょう。
SNSで人気が出てモデルになる人もいると聞きます。
可能性は誰にでもあるのでは。
質問者からのお礼
御回答ありがとうございます。
長らくお礼の言葉を送ることが出来ず申し訳ありません。
現在、この件についてこれといった進歩はないのですが、自身のわだかまりを聞いていただけたという事実だけでも十分胸が空く思いになりました。
現在、コロナによって社会全体が兵糧攻めに遭っているなか、多くの人が負の感情を図らずも醸成してしまう状況にありますが、そのような中で相談に乗って頂けたこと、また、他の方々の心の拠り所としてお勤めされていることに重ねて感謝致します。
色々と辛抱の必要な辛い時期ですが、どうかお疲れの出ないよう過ごされることを願っております。